UQコミュニケーションズがモバイルインターネットのネクストステージに向けて動き出した。「ギガヤバ革命」をスローガンに「ネットのあらゆるストレスから人々をカイホー(解放)」するという。その戦略の概要を追いかけてみよう。 いよいよギガヤバ革命がスタート 1/15に東京都内で開催された発表会で、UQコミュニケーションズ代表取締役社長の野坂章雄氏は、1940年代の米国の通信会社の様子をビデオクリップで紹介、テレタイプによる当時のデータ通信が毎秒英単語60語程度だったのに対して、現代は、個人がギガを自由に、そして気楽に持ち出す時代になっていると切り出した。 そこまでさかのぼらなくても、たとえば日本において、電気通信事業法によって個人がパソコンを自由に通信に使ってもよくなった1985年当時、一般的なデータ通信速度は理論値300bpsだった。それが今、30年が経過して、たとえば今回のUQはWiMAX 2