日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)が、旧日本軍の従軍慰安婦を「必要だった」と発言したことに14日、同じ共同代表の石原慎太郎氏(80)も「軍と売春は付きものだ」と述べ、橋下氏を擁護した。しかし、維新内では「あれはまずい」と強い危機感が表面化。維新が躍進を目指す6月の都議選告示まで1カ月の節目での問題発言。参院選への影響も必至で、橋下、石原両氏が気をもむ党勢の衰退を、皮肉にも加速させる可能性がある。橋下氏はこの日も、ツイッターで持論を重ねて主張した。 石原氏は14日、「決して好ましいものではないが、基本的に間違ったことは言っていない」と述べ、橋下氏をかばった。「軍と売春は付きもので、歴史の原理みたいなもの。日本の場合にも貧しい人たちが金をもうける一番チープな手段として、昔からあった」と主張。「歴史の1つの事実。橋下氏はそれを踏まえて発言したと思う」と述べた。 その上で「物の言い回しや