「いくつかの決定的なことが、われわれの歴史を今しがた変えたばかりだ。農民たちは、決してヴェルサイユ正規軍兵士*1のようにはなるまい。彼らは社会を変えようとしている者たちに反対するようなことは決してしないだろう」。 ベルナール・ランベール*2 1973年8月25−26日、ラルザック 1998年1月8日、ピレネー山脈に近い町ネラックにある多国籍アグリ企業ノヴァルティスの穀類倉庫にあった遺伝子転換トウモロコシが、3人の農民総連合(コンフェデラシオン・ペイザンヌ)の組合活動家の手によって、焼却された。彼らは、ルネ・リーゼル、フランシス・ルー、ジョゼ・ボヴェの3人だった。 翌年、1999年8月12日、中央山塊地方の真中、ミヨー市で建設中のマグドナルドが、午前11時に解体された。その前で集会したラルザック高地の羊飼いの農民だちとミヨー市の住民たち合計約300人によってである。扉や障壁が取り壊され、屋根
![「世界は売り物ではない!」 フランス農民総連合の文化闘争 コリン・コバヤシ - Garege Sale](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)