【記者:Victoria Ward】 歴史上記録されている最古の日食が3000年以上前の特定の日に起きたことを突き止めたとする論文がこのほど発表された。英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)の研究者らによると、この日食が起きたのは紀元前1207年10月30日で、このときの様子は聖書にも記載されている。 研究チームは、この発見により、聖書学者が何世紀にもわたって頭を悩ませてきた旧約聖書「ヨシュア(Joshua)記」の中の記述の解明につながると主張している。 ヨシュア記には、ヨシュアがイスラエルの民を率いてカナン(Canaan、現代のイスラエルおよびパレスチナを含む古代中近東の1地域)に入り、祈ったという記述がある。「『太陽よ、ギベオン(Gibeon)にとどまれ。月よ、アヤロン(Aijalon)の谷にとどまれ』。すると、イスラエルの民が敵に返報するまで、太陽は静止
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