<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2009年06月09日 (火)アジアを読む 「混迷のパキスタン 核開発の現状」 (冒頭V)(小林恵子キャスター) 反政府武装勢力・タリバンと政府軍との激しい戦闘が続くパキスタン。イスラム圏で唯一の核保有国です。先月2度目の核実験を行なった北朝鮮には「核のヤミ市場」を通じてウラン濃縮などの核技術が流出したと見られています。そうした中、アメリカではパキスタンの核兵器がタリバンなど過激派の手に渡るのではないかという懸念が高まっています。 ▼アメリカ・オバマ大統領 「パキスタンの核兵器が安全だと確信している。パキスタン軍は核兵器が悪い連中の手に入ることへの危険性を認識しているからだ」。 ▼パキスタン・ザルダリ大統領 「パキスタンの核戦力は安全だと世界に保証する」。 その一方で、治安の悪化や経済危機に揺れる中、核開発を加速しているとも伝えられてい