ドネツクなど東ウクライナでは占拠を続ける親ロシアの住民に対して暫定政権が11日中にも強制排除するとしていて緊張が高まっています。 石川解説委員に聞きます。 Q 占拠の動きにはロシアが背後にいるのでしょうか Q クリミアと同じように併合することはないですか。 A クリミアはロシア併合の動きが行政、議会、住民が一体となって進んだわけですが、ウクライナ東部はそうした状況にはなっていません。そもそも東部にはロシア軍はいません。 東部はウクライナの人口の5分の一、900万人以上が住み、特にドネツクは石炭と鉄で、ウクライナ全体の経済を支える重工業地帯です。州政府庁舎などが占拠されたのは深刻な事態ですが、住民の生活は平穏で、工場も正常に動いています。州政府占拠の動きを住民の多くが支持しているわけではありません。正式な州議会、州政府、軍、治安機関も暫定政権の側です。こうした状況の中でプーチン大統領としても
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