2009/02/15 當山日出夫 「絵文字」というものが、日本独自の「ケータイ文化」によるものなのか、どうか、いや、そもそも、何故、日本のケータイは、絵文字を搭載しているのか、というあたりが、謎、である。 ディスプレイを、紙に、なぞらえる。その字面・版面が、きれいに文字だけによって構成されているのを美しいと感じるのか、あるいは、まっしろな紙のうえに自由に文字や絵が描かれている状態を、美しいと感じるのか。そして、その背後には、日本の書芸術がある、といってもよいかもしれない。 ところで、最近、自ら感じることなのであるが、「メイリオ」を使って文章を書くようになって、ひらがな表記がふえたな、となんとなく感じる。MS明朝・ゴシックであれば、もうすこし漢字が多くなる。(これは、あくまでも、個人的な感覚。) 文字のデザインが、表記やテキストと関係する。これは、手書き文字においても、いえるだろう。 當山日