ライトノベル『ゼロの使い魔』シリーズで知られる作家のヤマグチノボルさんが4日に死去していたことが11日、明らかになった。41歳だった。ヤマグチさんは2011年7月に末期がんであることを公表していた。葬儀は家族葬できのう10日に執り行われたという。 ヤマグチさんが手がけた人気作「ゼロの使い魔」 『ゼロの使い魔』を出版するメディアファクトリー内の公式サイトでは、「作家ヤマグチノボル先生が二年余りにわたる闘病むなしく永眠されました 41歳というお若さでした」と訃報を伝えている。 これまで手術や抗がん剤による延命治療を続けていたが、約2年に及ぶ闘病虚しく帰らぬ人となった。同社のMF文庫J編集長・三坂泰二氏は「あまりに早すぎるご逝去に関係者一同断腸の思いで ただ言葉もありません 心よりご冥福をお祈りするとともに 応援してくださったファンの皆様に謹んでご通知申し上げます」と故人の死を偲んでいる。