佐々岡真司新監督率いる広島が最下位に低迷している。昨年は14勝10敗1分けと“お得意様“にしていた巨人に負け越して借金は「6」。一番の低迷理由はブルペンの崩壊だ。チーム救援防御率の5.23はリーグ最下位。ストッパーは日替わりで開幕投手を務めたエースの大瀬良大地がコンディション不良で2軍落ちするなど投手陣の整備が進まない。かつて広島でコーチを務めたこともある”球界大御所”の広岡達朗氏は、古巣の苦悩を「監督が変わればここまでチームが悪くなるものか」と嘆き「やり方によってはまだ浮上は間に合う」と緊急提言した。 36試合で逆転負けが10試合 開幕前に広島の最下位を予想した評論家はほとんどいなかった。昨年は阪神と最後まで3位争いをして4位に終わった広島がまさかの最下位低迷である。7月14日から巨人に3タテを食らい、リベンジを期した先の東京ドーム3連戦でも1勝2敗と負け越した。象徴的な負けは第2戦。先
プロ野球は25日、12球団の代表者による会議で、新型コロナウイルスの影響で延期していた今シーズンの開幕日を、来月19日とすることを決めました。当面は観客を入れずに試合を行い、レギュラーシーズン120試合の実施を目指します。 そして感染防止のため、当面は観客を入れずに試合を開催し、レギュラーシーズンは各チーム当初より23試合少ない120試合の実施を目指すということです。 また、開幕までの準備期間として来月2日から14日までに各チーム、4カードずつ練習試合を行うことや、日本シリーズを11月21日から始めることも合わせて決めました。 斉藤惇コミッショナーは会見で開幕日が決まったことについて「数度にわたって日程変更を余儀なくされ、選手や関係者、ファンの皆様にご迷惑、ご心配をおかけした。プロ野球の開催によって、外出自粛を余儀なくされた国民の皆様を勇気づけ、プロ野球以外のスポーツにも開催の指針を示すこ
日本高校野球連盟は20日、新型コロナウイルスの影響で、今夏の第102回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)と、全49代表(北海道、東京各2校)を決める47都道府県での地方大会を中止すると発表した。全国選手権の中止は1918年(米騒動)、41年(戦局深刻化)に続き3度目で戦後初となる。3月の選抜大会も取りやめになっており、同一年の両大会中止は初めて。大会運営委員会と理事会が20日、オンライン会議方式で開かれ、決定した。 日本高野連は、県境をまたぐ移動と長期の宿泊を伴う全国選手権、事前の地方大会で選手らの感染リスクを完全に排除できないと判断。長期間の休校で夏休み短縮の動きがあり、地方大会開催で学業に支障をきたし、全代表が決まらない可能性があることなどから中止を決断した。 記者会見した日本高野連の八田英二会長は「球児の安全確保が担保されている情勢にはない。ベストコンディションで試合に臨めるとは言
今夏の第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕予定・甲子園)を主催する日本高野連と朝日新聞社が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同大会を中止する方向で最終調整に入っていることが14日、分かった。今春のセンバツも中止となっており、開催を求める声が現場、ファンからも上がっているが、選手らの健康と安全を最優先したとみられる。20日の大会運営委員会で正式に決定する見込み。夏の甲子園の中止は、米騒動の1918年、戦局が深刻化した41年に次いで79年ぶり3度目となる。 最後の夏を迎える3年生部員のためにも、開催の可能性を模索していた夏の甲子園大会が、今春のセンバツに続いて中止となる公算が大きくなった。関係者の話を総合すると、選手や関係者の健康、安全を最優先に考え、20日の大会運営委員会で苦渋の決断を下すことになりそうだ。 開催に向け、最もネックとなったのが日程面。関係者によると、当初は今月6
プロ野球が最短で6月19日の開幕に向けて準備を本格化させていく。新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、複数球団が今月中旬からの全体練習再開を検討。6月上旬に対外試合が行えれば、開幕まで約1カ月の準備期間の完了が見える。 当初の3月20日開幕から延期が長期化。ただ感染の鈍化傾向も見られ、全国的にも日常を取り戻すために段階的に制限緩和への動きも出てきた。国内スポーツも自粛の日々を過ごしたが、国民的プロスポーツが旗手となり、底力を示す。 ◇ ◇ ◇ 桜が散り、初夏を迎えても「日常の風景」を失って久しい。人間に備わった「投げる」という特殊能力を磨き上げ、職人が丹精に削った木を唯一の相棒に、超人的な反射神経と鍛え抜かれた腕力で対峙(たいじ)する。単純にして精巧。相反する要素を持つスポーツに娯楽のDNAをくすぐられ、多くの人々が魅了されてきた。間もなくプロ野球の幕が開ける。 6月19日。
阪神、日本ハム、米大リーグで活躍した新庄剛志氏(48)が生活拠点としていたインドネシア・バリ島を引き払い、日本に帰国することが27日、分かった。 【写真】99年、巨人槙原の敬遠球をサヨナラ安打する阪神新庄 昨年11月に現役復帰を宣言し、トレーニングに励んでいる。すでに日本での練習場所の確保に動くなど、前代未聞のプロ球界復帰に本腰を入れる。 ◇ ◇ ◇ 新庄氏がプロ球界復帰へ、本腰を入れる。現役を引退した後、インドネシア・バリ島に居を移していたが、すべてを引き払って日本に帰ってくることが分かった。 本来は春季キャンプ前に帰国する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期。5月に戻る計画も立てたが、これもやむなく引き延ばされた。現役復帰に向け、バリ島ではウエートトレーニングをはじめ、キャッチボール、ティー打撃を続ける日々。ただ生きた球を打つ練習量が不足している状況という。そこで関
プロ野球は9日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、20日の公式戦開幕を延期することを決めた。Jリーグと連携した新型コロナウイルス対策連絡会議で専門家チームから「延期が望ましい」との見解が出されたことを受け、決定。4月中の開幕を目指す新たな日程について12日に協議するが、レギュラーシーズン全143試合を実施するため、クライマックスシリーズ(CS)を中止する方向で最終調整に入ったことが分かった。 新型コロナウイルスの感染拡大で、秋の短期決戦が消滅する。関係者の話を総合すると、20日に予定していた開幕の延期の決定にともない、2004年、パ・リーグのプレーオフ制度導入から始まったCSを初めて中止にする方向で最終調整していることが判明した。 Jリーグとともに立ち上げた新型コロナウイルス対策連絡会議で専門家から「開幕戦の延期が望ましい」という声が出たことで、日本野球機構(NPB)は緊急の12球団代表
「交流戦、楽天-巨人」(4日、楽天生命パーク宮城) 試合前に行われたセレモニアルピッチで、ダウンタウンの浜田雅功(56)が楽天・石井一久GM(45)が仕掛けたドッキリに掛かり、場内は大爆笑だ。 【写真】浜田雅功の拒否に…この世の終わりのようにガックリする少年 フジテレビのバラエティー番組「ジャンクSPORTS」の番組企画で、親交のある石井GMを陣中見舞い。石井GMから始球式を予定していた少年が高熱を出したということで、代わりに浜田が始球式を務めることになった。本番2時間前から念入りな投球練習。だが、これはすべて石井GMが仕掛けたドッキリだった。 背番号「8」の楽天ユニホームを着て大歓声の中でマウンドに上がると、そこに高熱のはずの少年が現れ、浜田にボールを渡すように要求。当初は拒否したものの、落ち込む少年の表情を見て渋々ボールを手渡した。 結局、男の子が始球式を行い、浜田は投げることなく少年
阪神・藤浪晋太郎投手(24)が13日、「株式会社おやつカンパニー」から感謝状と御礼品を受け取ったことを明かした。毎年1月に母校・大阪桐蔭を自主トレで訪れた際に同社製スナック菓子「ベビースターラーメン」を恩師の西谷浩一監督に大量に差し入れ。話題提供の貢献を認められ、予想外の“エール”に感激した。 【写真】後輩に渡す800袋のベビースターラーメンを抱える藤浪 誰もが一度は口にしたことがある「ベビースター」から“ド直球”のエールが届いた。キャンプ前の1月下旬、藤浪の元に送られてきたのは、一通の手紙とズッシリと重みのある段ボール1箱。中身を見て、思わず「まじか…」とつぶやいた。 「本当にびっくりしました。まさかおやつカンパニーさんが反応してくれて、こんな御礼の品が届くなんて思ってなかったので…」 同社のスローガン「たっぷり、たのしい」を象徴するように、中身は大量のベビースターラーメン各種にプレゼン
BANDAI SPIRITSは30日、東京・お台場のTHE GUNDAM BASE TOKYOでガンダム40周年コラボレーション商品の発表会を実施。プロ野球12球団とコラボすることを発表した。 【写真】その他の写真を見る ガンダムが異例のコラボを実現させる。「プロ野球 12球団×ガンダム40周年」のキービジュアルではガンダムがビームサーベルをバットに持ち替え、豪快なスイングを披露している。2019年シーズンにあわせ、各球場でコラボデーの開催や商品展開を予定しているという。また、12球団カラーリングのガンプラを制作し、4月から各球団で販売する(販売方法は球団により異なる)。 発売するのは1/144スケール『RX-78-2 ガンダム』で統一し、2019年のチームカラーを配色。各球団からの要望されたカラーリングを細部まで再現し、個性的な仕上がりを実現させた。企画した創通の田村列氏は経緯について「
年明けの巨人に大衝撃だ。FAで獲得した丸佳浩外野手(29)の人的補償として、広島が長野久義外野手(34)を選択する方針を固めたことが7日、本紙の取材で分かった。同じく人的補償で西武へ移籍した内海哲也投手(36)に続く生え抜きスターの流出となれば、球団内外で波紋を呼ぶのは必至。新年早々、今オフ最大の波乱が幕を開けた。 巨人はどうなってしまうのか…。関係者の話を総合すると、広島が最終的に長野の指名を固めたのは年が明けてからだった模様だ。ただ、巨人からリストを受け取った直後の時点で「現場、フロント双方の意見はほぼ一致していた」という。 長野は昨年12月21日に大トリで契約を更改していた。来季の推定年俸は昨季の丸の2億1000万円を上回る2億3000万円。ただ広島の鈴木本部長は以前から「それなりの選手がいれば獲りにいく」と高年俸選手の強行指名もにおわせていた。 今オフの巨人ではFA宣言により入団し
今年のプロ野球日本シリーズで育成出身初の最高殊勲選手(MVP)に輝いたソフトバンクの甲斐拓也捕手(26)が26日、福岡市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の年俸4千万円から2500万円増の6500万円でサインした。 前回は1500万円増とみられる増額提示を保留していた。前回の交渉から12球団トップの盗塁阻止率(4割4分7厘)など守備面を球団側も再評価。さらに約1千万円を上積みされて合意となり、三笠杉彦球団統括本部長は「最後は歩み寄り。我々の提示と本人のイメージしている金額とを考え合わせた」と説明した。甲斐は「守備、捕手というポジションの部分を球団に評価してもらえ、日本一に大きく貢献してくれたと言ってもらえて素直にうれしかった。納得してサインした」と笑顔を見せた。 今季は自己最多133試合に出場し、打率2割1分3厘、7本塁打、37打点。2年連続のゴールデングラブ賞を受賞した。日本シリーズ
広島の菊池涼介内野手(28)が21日、来オフにもポスティング制度によるメジャー挑戦の意思を球団に伝えたことを明かした。この日はマツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円アップの年俸2億4000万円でサインした。 「野球をやっている以上、トップレベルでやりたい選手は多い。僕もその一人」と、以前から米球界でプレーしたい意向を持っていたという菊池。「自分でハッパを掛けるつもりで伝えさせていただいた。成績を残さないと、ポスティングしたところで交渉はないと思う」と公表した理由を語った。今季は6年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、球界屈指の守備力でチームの3連覇に大きく貢献。17年には、日本代表の一員としてWBCに出場した。
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