福岡県警豊前署は7日、元会社同僚の40代男性にストーカー行為を繰り返したとして、同県豊前市今市、自称会社員、奥田裕太容疑者(21)をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。同署によると、「恋愛感情が原因でやったわけではない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は8月23日〜9月5日、男性の携帯電話に48回にわたって電話をかけ、つきまといをしたとしている。 同署によると、奥田容疑者は男性と同じ会社に今年5月までアルバイトとして勤務。3月に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で男性に好意を伝えたり、行きつけの飲食店で待ち伏せしたりするなどした。 男性が警察に相談し、奥田容疑者は3月に口頭注意を受けた。しかし、その後も待ち伏せ行為などを続け、8月にも他県警と豊前署からそれぞれ口頭注意を受けていた。【田中韻】