大画面薄型テレビが日に日に安くなり、テレビ市場が活況を呈している。だがデジタルメディア評論家の麻倉怜士氏は「BDコンテンツが充実した今こそ、フルHDプロジェクターを楽しむ好機」だと語る。麻倉氏が推奨するモデルは、日本ビクターの「DLA-HD950」とソニー「VPL-VW85」の2モデル。まずはフルHDプロジェクター業界をけん引してきた日本ビクターのDLA-HD950を紹介していこう。 高画質なモデルが低価格化した今こそプロジェクターの買い時 麻倉怜士(あさくら・れいじ) デジタル・メディア評論家、日本画質学会副会長、津田塾大学講師(音楽)。手前は麻倉氏が愛用するソニーのフルHDプロジェクター「QUALIA 004」 現在は2011年問題(2011年7月24日のアナログ放送停波)に向けてテレビが売れています。しかし映像ソースがハイビジョンのBDになり、テレビのサイズでその魅力を味わうには、あ