新型コロナウイルスの感染拡大によるインパクトが日本で最も大きかった東京。 ソーシャルディスタンスを意識した生活が求められるウィズコロナの時代には、街はよりオープンになるように期待されている。世界ではすでに様々な変化が顕在化してきているが、東京はこれからどのような街を目指していくべきなのか。 新型コロナウイルスから命を守るためのウェブサイト「PANDAID」を立ち上げ、世界中に広がる感染者の状況を可視化する活動をしている、デザイン事務所「NOSIGNER」代表の太刀川英輔と、公共空間のあり方について思索する都市戦術家の泉山塁威の対談連載。(前回はこちら) 今回は「過密都市の東京に求められる変化」をテーマに、世界中で行われている街をオープンにするための施策について紐解いていく。 路上を活用してソーシャルディスタンスを保つ 太刀川:ウィズコロナの時代に東京の街がどのように変化していくべきなのかに