「衆参ダブル選でいい」 =早期解散明確に否定−菅首相 「衆参ダブル選でいい」 =早期解散明確に否定−菅首相 菅直人首相は26日午前の衆院東日本大震災復興特別委員会で、次期衆院選に関し「何が何でも早く解散と言うのは国民の気持ちと離反している」と述べ、早期解散を明確に否定した。同時に「私は(参院選との)ダブル選挙でいいと思っているが、国民に信を問うときは必ず来る」と述べ、2013年夏の衆参同日選の可能性に言及した。自民党の額賀福志郎氏が、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)不履行を理由に「内閣総辞職か衆院解散」を迫ったのに答えた。 首相の周辺は一時、「脱原発」を掲げての衆院解散を模索したが、その後内閣支持率が急落。自民党内では逆に、首相を解散に追い込むことを狙い、赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立をあくまで阻止すべきだとの声が広がりつつある。こうした状況を踏まえ、首相の発言は、早期解散