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ブックマーク / ta26.hatenablog.com (5)

  • 2018年とそれ以降をどう予測すればいいのか?     - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ 2025年くらいまでをどう予測するのか 2018年が明けた。昨年後半は特に、ブログを描くペースを落としたこともあり、恒例にしていた年末のその年の総括も書かなかった。言い訳がましくなるが、この1〜2年というもの、変化のあまりの速さにショートレンジの予想の難しさを痛感することしきりで、2017年に起きたことを列記するのはいいが、それに対するコメントを書くことに戸惑いがあった。それは今も変わらないのだが、せっかくの年初なので、それでも何か書いてみようと思う。 将来の見通しを聞かれたとき、最近いつも答えているのは、「2030年くらいの未来については、シンギュラリティとは言わないまでも、テクノロジーの影響がかなり浸透して、否応なく、世界は大きく変わっていることは間違いないと考えている」、ということだ。だが、当に予測が難しいのは、テクノロジーの過激なほどのスピードと、短期間に変化を迫られる社会や

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  • AIのような先端技術は『倫理』で抑制できるのか? - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ◾️ 皆が口にする『倫理』 昨今の科学技術の進歩は人間の想像をはるかに超えたペースで進行しており、突然、技術の成果が、人間の健康や生命、さらには人類の生存すら脅かすような存在として、立ち現れるようなことが現実の問題になってきている。その危機感の現れといってよいと思うが、何らかの歯止めとしての『倫理』という用語が最近頓に人口を膾炙するようになってきた。 ◾️ 変わる文脈 もっとも、このような問題は、実は昨日今日始まったものではない。核兵器などまさに人類を滅ぼす恐れのある存在そのものだし、脳死の問題が取り沙汰された時にも、まさに『倫理』の問題を巡って大騒ぎになった。 だが、昨今ではこの『倫理』が持ち出される文脈が変わってきている印象がある。というのも、核兵器の場合、その普及や拡散を抑止するのは、少なくともこれまでは、国家の法律や政治判断であり、同盟や条約等の国家間の取り決めのほうだった。ここで

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  • 『ゲンロン4』を読み、2017年年頭の決意を新たにした - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ◾️ 予想以上に面白かった『ゲンロン4』 年末年初の休日を利用して、思想家の東浩紀氏が主宰するゲンロン社が出版する『ゲンロン4』*1を読んだ。一連の『現代日の批評』の連載の最終回としても、2001年以降の平成の批評史としても大変読み応えがあり面白かった。また、昨今、このような内容をまとめ上げることのできる個人も、出版社も、メディアも他にはどこにも存在しないと言わざるを得ず、このような企画自体が待望久しいものであり、そういう意味でも楽しませていただいた。 しかも、私個人が面白かっただけではなく、大変よく売れているというから実に喜ばしい。東氏自身が述べているように、昨今特にこのような批評とか思想系の読物はジャンルとして売れなくなってきているため、この種の企画が商業的に成立しないとなると、日からこのジャンル自体が消失してしまう危惧がある。それでは困る。 ◾️ 東浩紀氏一人勝ちが続いている 特

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  • 人工知能に絶対に任せてはいけないこと - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ◾ 自動運転に関する公開セミナー 先日( 9月20日 )、弁護士会主催の自動運転に関する公開セミナーが行われたため出席した。内容そのものは、ほぼ旧知と言ってよく、自分にとってそれほど目新しい発見があったわけではないのだが、Q&Aセッションで少々気になる論点が出てきて、それがずっと気になっていた。今になって振り返ってみると、意外に質的で重要な概念/思想の一端が氷山の一角のように顔を出していたのではと思えてくる。折角なので多少なりとも整理して、書き残しておこうと思う。 ◾法律の完全執行社会の到来 人間が運転に関与しない自動運転車は、法律を完全に遵守することを前提として設計されるだろうから、スピード違反はしないと考えられる。これは人間だけがドライバーである現状とは非常に大きな違いだ。実際に運転経験のあるドライバーなら同意していただけると思うが、スピード違反をまったくしたことがないドライバーは限

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  • 『遺伝子工学』に革命が起きてる!/『ゲノム編集』が凄過ぎる - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ 最も差し迫った分野は? 昨今の先進テクノロジーの進化とその影響が破壊的であることはこのブログでも繰り返し述べてきたし、最近では同種の情報が急増して、私が多少の発信をしたところですっかり埋もれてしまうようになった。しかも、どの分野のテクノロジーも、破天荒ともいうべきポテンシャルを持ち、それこそSFの世界を凌駕しかねない話が目白押しだ。人工知能が人類を滅ぼすかもしれないという懸念などはまさにその代表的な一例といえる。しかも、そう長く待つ必要もない。2020年前後には、その人工知能を使った自動運転車が続々と市場に投入される見通しだ。 では、そんな中でも、今最も進化し人類社会に差し迫った回答を求めて来そうなのはどの分野なのだろうか。少々意外に聞こえるかもしれないが、『遺伝子工学』、もうすこし広めに言えば『生命科学』だと今私はかなりの確信を持ってそう言い切ることができる。 ■ 意外に注目度が低い

    『遺伝子工学』に革命が起きてる!/『ゲノム編集』が凄過ぎる - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    asakura-suguru-64214002
    asakura-suguru-64214002 2016/09/02
    バイオハザードや生命への特許、遺伝子情報による選別など、課題はたくさんあるけど、メディアは再生医療など肯定的なものばかり取り扱われますね。どうしていくか、「遺伝子工学」は重要な分野ですね
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