【写真】その他の写真を見る 2016年に日本国内で公開された作品は邦画610本、洋画539本の合計1149本で、構成比は邦画が63.1%、洋画が36.9%。岡田会長は「邦画、洋画共に前年に続いて『君の名は。』『ズートピア』などアニメが好調だった」と見解を述べた。 特に邦画界を大きく盛り上げた『君の名は。』『シン・ゴジラ』を配給した東宝の代表取締役・島谷能成氏は「32本を配給して、年間の興行収入は854億円と歴代1の成績になった」と報告し、特に『君の名は。』については「新しいアニメーション時代の到来を見せつけられた1年」とコメント。この2作品の大ヒットを受けて「新海誠さん、庵野秀明さんという個性的で強力な才能を持ったクリエイターが持てる力を全開し、迷いなくドライブしてくれたことに尽きる」と感謝を込め、以下のように分析した。 「『シン・ゴジラ』については、ゴジラは東宝を代表するキャラクターであ