25話「剣の里」 昔話で語られる勇者一行 静かにしかし確実にグッとくるものがある情緒的な『葬送のフリーレン』。良いエピソードや染み渡る良さ味満載の中で、個人的に楽しみにしてるのは勇者一行の過去話なんですよね。 すでに魔王を討伐して約80年経過して、世界は平和(とは言い切れないところも気になる)になってる状態で、長寿エルフのフリーレンが勇者ヒンメルたちが辿った冒険の旅路をしています。同じ10年の旅だったらフェルンちゃん幾つになるんや…。 で、今回の「剣の里」はより味わい深いエピソードでした。 いいじゃないか偽物の勇者で。 魔王を討伐した勇者ヒンメルは「勇者の剣」を抜いていなかったのは、かなり含みがある。もちろん、「あんな剣は無くたって世界を救ってみせた」「(ヒンメルは)本物の勇者だよ」とフリーレンも認める本物の勇者であることは間違いないが…。 宿命とか伝説の勇者じゃなくても世界を救ったという