ビッグデータの利用が爆発的に普及し、私たちの社会にかつてない変化をもたらし始めた。膨大なデータの収集と解析によって、これまで漠然と捉えていた現象が「従来の見える化という言葉では表現出来ないくらい、透き通るように細かく判るようになり」、生活や産業、交通、エネルギー、教育、ヘルスケアなどあらゆる分野でパラダイム・シフトが起きる可能性を秘めている。 国立情報学研究所の喜連川優所長(東京大学教授)は、「我々はいま歴史的な転換点の上を動いている」と語る。喜連川氏は内閣府の最先端研究開発支援プログラムである超高速データベース・エンジンの開発でも知られ、従来の1000倍の処理速度を実現した日本を代表する計算機科学研究者だ。 ビッグデータを活用した社会サービスはこれからどんな分野でどのように発展するのか、そこに限界はないのか。そしてインターネット特有の個人情報保護、著作権、セキュリティーの問題、さらには話
コンピュータの本質、可能性、限界をどれくらいの人が理解しているだろうか? そう疑問を投げかけるのは、2014年度の人工知能学会「現場イノベーション賞」を受賞したビジュアルプログラミング言語「Viscuit(ビスケット)」の開発者、原田康徳(はらだ やすのり)さんだ。 原田さんの登壇するセミナーが、6月29日(月) にある。現場で活躍する科学者やエンジニアを講師に迎えて、セミナーとディスカッションを行うSCHOLAR.professor。研究開発や新規事業開発を担当する企業関係者や、アカデミックに活躍する研究者とが交流を深め、価値創造プロセスそのものを革新することを目指している。 ■原田 康徳 氏からのメッセージ 「日本企業のIT活用が遅れている理由はコンピュータの本質を理解していないことにある」 この度、「ビジュアルプログラミング言語Viscuitの開発および普及活動」が評価され、人工知能
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