ブックマーク / number.bunshun.jp (7)

  • 最後まで憎まれ役を買って出た、エディー・ジョーンズの「ジャパン愛」。(生島淳)

    エディー・ジョーンズの手腕なくしてW杯3勝は絶対に果たしえなかった。しかし日は、彼がいなくとも4年後に向けて再び前進しなければならない。 たぶん、ジャーナリストになっていても、大成功を収めただろうと思う。エディー・ジョーンズがコラムの連載を持っていたとしたら、真っ先に読んでいたはずだ。 もともと反骨精神が旺盛で、体制に対して信頼を置かない。“野党精神”が根づいている。しかも、多弁。オーストラリア代表のヘッドコーチ時代、ジャーナリストからの電話を取り損ねれば、必ずコールバックしたというから、メディアと話すのが好きで扱い方を心得ている。 最後の最後まで、日に対する批判精神をいささかも鈍らすことはなく、ジョーンズHCは日を去っていった。 帰国会見後の独占インタビュー(Number臨時増刊号『桜の凱歌』 所収)の席で、ジョーンズHCはこんなことを話した。 「私がいま、不安を感じているのは日

    最後まで憎まれ役を買って出た、エディー・ジョーンズの「ジャパン愛」。(生島淳)
    asanomi7
    asanomi7 2015/10/18
    「日本では、ウサイン・ボルトにマラソン練習させているようなものです」
  • 育成力に勝るのは部活か、ユースか。ドイツが出した答えは部活だった!?(木崎伸也)

    「私たちの学校には、サッカー選手が練習と授業を両立できるように時間割りを調整する育成コーディネーターがいる」 トーマス・バウアー(ゲザムトシューレ・ベルガー・フェルトの用務員) 育成が優れているのは高校の部活か、それともユースか。日サッカー界において、常に投げかけられる問いだ。 この問いにおそらく正解はない。子供の性格や成熟度に応じて、最適な環境は変わってくるだろう。そこにいる指導者に依存するところも大きい。 ただし、議論が乱暴になることを承知で、あえて育成に成功しているドイツサッカー界を参考にするならこう分析できる。 ドイツにおけるユースの環境は、日の部活に近い――。 ドイツでは、クラブの下部組織と高校が手を組み、まるで日の高校における部活のような環境が用意されているのだ。 W杯優勝メンバーに4人の卒業生がいた高校。 その代表格が、シャルケのスタジアムのすぐ隣りにある「ゲザムトシュ

    育成力に勝るのは部活か、ユースか。ドイツが出した答えは部活だった!?(木崎伸也)
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    asanomi7 2015/09/10
    「京都サンガは立命館宇治高校と提携しており、スイスのヤングボーイズ・ベルンの久保裕也、オーストリアのFCリーフェリング(レッドブル・ザルツブルクのセカンドチーム)の奥川雅也は同校の卒業生」
  • 野球界にも指導者ライセンスが必要?このままでは野球少年がいなくなる!(氏原英明)

    全国で、今日も多くの野球少年が練習に励んでいる。彼らの能力が最大限に伸ばされる指導が行なわれてほしい。 先日、僭越ながらリトルリーグ関西連盟の指導者講習会で、講師役を務めさせていただいた。 未来を担う小学生を指導する監督や関係者約150人を前に、昨今問題になっている野球界の難題や指導に関する疑問を訴えさせてもらった。 その講演の最後に質疑応答の時間があったのだが、そこで、非常に興味深い意見を頂戴した。 「サッカーには指導者ライセンスがあって、野球界には指導者ライセンスがない。個人的にはあるべきだと思っていますが、(あなたは)あるべきだと思いますか?」 この質問を聞いたとき、アマチュアの野球界にも、指導に関して疑問を抱いている人がいるのだなと改めて確認をした思いだった。 なぜこのような話題をとりあげたのかというと、先日元プロ野球選手に対して、学生野球資格回復に関する認定者の公示がされたか

    野球界にも指導者ライセンスが必要?このままでは野球少年がいなくなる!(氏原英明)
    asanomi7
    asanomi7 2014/01/30
    ライセンスがあればよいという問題ではないけれど、「あるサッカー指導者の話では、この制度があるから「指導者は勉強しなくてはいけないものだ」という認識が一般的に持たれているのだという」
  • エディの“子供教室”にみるジャパンと世界No.1との差。~オールブラックスの“基礎スキル”~(大友信彦)

    「アーリーキャッチ!」 今年8月、宮城県の陸上自衛隊船岡駐屯地で開催された東北小学生ラグビー交流大会「第2回ともだちカップ」で、特別講師を務めてくれたエディ・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチが、繰り返し口にしていた言葉だ。 「パスは腕を伸ばして前で捕る。早く捕ると判断に余裕ができる」 それから始まった練習では、小学生たちの捕球が少しでも遅れると「ピッ」と笛が鳴り「アーリーキャッチじゃない! 交代!」の声が飛ぶ。最初は戸惑い気味だった少年少女も、テンポよく進むドリルにすぐに慣れ、目を輝かせてキャッチングに集中していた。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 622文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。 有料会員登録

    エディの“子供教室”にみるジャパンと世界No.1との差。~オールブラックスの“基礎スキル”~(大友信彦)
    asanomi7
    asanomi7 2013/11/23
    「漠然とした「パスが上手い」ではなく、細部まで具体的にチェックするマニュアルができあがっているのだ」
  • 上原の「息子と練習」、日本では無理?“仕事と家族”にまつわる日米格差。(菊地慶剛)

    ワールドシリーズ第6戦の試合前のウォーミングアップ中、外野で球拾いをしながら談笑する上原浩治投手と長男の一真くん。そして、デビッド・オルティス選手の息子、ディアンジェロ・オルティスくん。 今年のポストシーズンは日米ほぼ同時進行だった。そこで、ネットやTVでメジャー、NPB双方の試合の様子を観ながら、改めて選手を取り巻く環境の“日米格差”を実感することがあった。 それは、選手の家族とその扱いの違いである。 ポストシーズンの象徴的存在の1人だったレッドソックスの上原浩治投手。リーグ優勝決定シリーズ後のMVP表彰式に上原と一緒に登場し、堂々とTVインタビューに英語で応じたのが、長男の一真くんだった。彼は米国でも一躍時の人となった。 一真くんが、ワールドシリーズ中に上原のそばでウォーミングアップや球拾いする写真が通信社を通じて次々に配信され続け、ワールドシリーズを制覇した際も上原と共にヒーローイン

    上原の「息子と練習」、日本では無理?“仕事と家族”にまつわる日米格差。(菊地慶剛)
    asanomi7
    asanomi7 2013/11/21
    「米国的立場で論じるならば、メジャー選手たちが対価として受け取っている年俸は、練習や会見を行なうことで支払われているわけではない」。なるほど、そういう論理か。
  • 司法試験受験か試合出場か?セリエAで起こった奇妙な騒動。(弓削高志)

    アタランタのベテランDFグリエルモ・ステンダルドには、セリエAとBで積み上げた通算300試合出場とラツィオ時代に獲った2009年のイタリア・スーパー杯以外、取り立ててみるべきタイトル歴はない。 ただし、彼には今季のセリエA全体を見渡してみても5人しかいない、稀有な肩書きがある。大学で法学部を出た彼は、れっきとした“学士”プレーヤーなのだ。 昨年12月、そのステンダルドがイタリア中を巻き込む議論の主役になった。 '08年の学位取得後も勉強を続け、選手業をこなしながら、いずれは法曹界へと進むキャリア転身の方策を探っていた彼に、ようやく司法試験受験の機会が訪れた。 しかし、3日間を要する口頭試問試験とコッパ・イタリア5回戦の日程が重なってしまい、ステンダルドはやむなく監督コラントゥオノへ特別休暇を願い出た。 ローマとの5回戦で彼を先発させるつもりだった指揮官は「いかなる理由があっても例外は認めな

    司法試験受験か試合出場か?セリエAで起こった奇妙な騒動。(弓削高志)
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    asanomi7 2013/03/07
    興味深い話!選手の第二の人生問題。キャリアパスの問題。背景として「大卒選手が珍しくないJリーグとちがい、セリエAの“学士”選手は明らかに少数派だ。割合でいえば今季の登録選手中、0.8%にすぎない」
  • <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)

    若くして日の卓球界を担う稀代の天才プレーヤーは、 ある世界的な“不正行為”の犠牲となり、苦しんできた。 違法な用具を使うことなく、ただ、フェアな条件で戦いたい。 卓球という競技の未来のため、選手生命を賭け、問題提起する。 日の丸を背負って北京、ロンドンと2度の五輪を戦った水谷隼。 Number815号に掲載された勇気ある告発を全文公開します。 僕はこれから、選手生命をかけて卓球界に横行している不正行為と戦っていきたいと思っています。もちろん、アンフェアな状況への憤りがあるからですが、それだけが理由ではありません。このまま不正行為を放置すれば、卓球というスポーツの未来にも暗い影を落としていくという危惧が心の底にあるからです。 「補助剤」をラバーの裏側に塗ることで、大きく変わる打球の質。 卓球をしている人なら「補助剤」、英語で「ブースター」と呼ばれる液体のことは聞いたことがあると思います。そ

    <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)
    asanomi7
    asanomi7 2012/11/21
    「卓球という競技は、エスカレートする用具開発に歯止めをかけるルール改正を繰り返してきた。使用する用具の差ではなく、アスリートが心技体のすべてをぶつけて勝敗を競うというスポーツの本質から逸脱しないためだ
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