名鉄百貨店(名古屋市)が、愛知県一宮市の一宮店を2024年の年明けにも閉店する方針を固めたことが、複数の関係者の話で分かった。売り上げの減少が続く中、新型コロナウイルス禍が追い打ちをかけ、現在の規模での営業継続は困難と判断した。閉店後は、親会社の名古屋鉄道がビルを改装するなどして、駅前のにぎわいにつながる新たな商業施設の開設を検討している。...
愛知県の大村秀章知事のリコールに向けた署名集めに関連し、名簿書き写しのアルバイトに参加した福岡県久留米市内の契約社員の男性(50)が本紙の取材に応じた。男性は登録している人材紹介会社から「簡単な軽作業」「名簿を書き写すだけ」との趣旨の電子メールを受け、十月中旬から下旬にかけて佐賀市内の貸会議室で、時給九百五十円で作業をした。五百円の交通費も支給された。
三岐鉄道(四日市市)が十月一日に運賃を改めた結果、短距離区間の通学定期券の価格が85%跳ね上がり、同社の北勢線で通学する桑名市の中学校の生徒約百人のうち六割以上が、自転車通学への変更を願い出た。市が、影響の大きさに気付いたのは値上げ直前。学校は通学路の安全確保など対応に追われている。 同社は赤字改善を目指し七月初旬、二十二年ぶりの運賃改定を国に申請。九月中旬に認可された。改定前の定期券代は、距離によって普通運賃で何回往復すれば元を取れるかに差があった。通学では三キロを超えると十回以上なのに対し、三キロ以下は八回と特に安く抑えられていたが、これを最大の十三回に統一。三キロまでの一カ月定期券の価格は、二千六百七十円から四千九百四十円へ急騰した。 影響をもろに受けたのが、同市の明正中。最寄りの馬道駅から三キロ圏内に、生徒が乗降する三駅がすべて入っていた。同校は家計に配慮し、自転車通学を急きょ許可
狭すぎることで有名だったあの駅が、ついに改修の日を迎える。名古屋鉄道は、名古屋本線の西枇杷島駅(愛知県清須市西枇杷島町)について、ホーム拡幅などの工事に着手する。同駅は、あまりの狭さからベンチや屋根もなく、電車が来る直前まで乗客が待つことすらできなかった。地元の利用者が利便性向上を喜ぶ一方、鉄道ファンからは惜しむ声が上がりそうだ。 「名古屋方面の電車がまいります」。駅係員の声が響くと、細長い無人のホームに向かって、改札を通過した利用客が次々と踏切を渡っていく。西枇杷島駅で毎朝見られる珍光景だ。
県内で鉄道、バスなどを運行する近江鉄道(彦根市)が、鉄道経営を同社単独で維持することが将来的に困難になるという見通しを、沿線の自治体に伝えていることが分かった。赤字が続いている上に設備の老朽化で維持コストが増すためで、存続に向けた協議の場を設けるよう各機関に呼び掛ける。 同社の鉄道事業は一九九〇年代中ごろから赤字に転落。二〇一六年度には赤字額が経費の約二割に当たる三億円を超え、バス事業などの黒字で穴埋めしている。年間の輸送人員は四百万~五百万人の水準を維持しているが、今後は老朽化したレールや車両の更新が重なる。このため設備投資は今の一・五倍に増える試算で、収支の改善は難しいという。 同社は採算ラインを輸送密度(一キロあたりの一日の輸送人員)二千人としている。路線のうち八日市線(近江八幡-八日市)は四千人を超えているが、本線の大半は二千人を下回り、一部では千人を切っているという。
JR東海は5日、来秋に愛知県内で計画する新しい観光列車に、名古屋ゆかりの戦国武将らに扮するPR隊「名古屋おもてなし武将隊」を乗せて走る構想を明らかにした。会見で柘植康英社長が「(武将隊は)たたずまい、言葉遣いが素晴らしく、信長は大変イケメン。力を借りたい」と語った。 観光列車は、豪華車両の新造はせず、東海道線や中央線で走る既存の車両を使う計画。発着駅、ルートなどは未定で、JRグループと愛知県が共同で来年10~12月に開く誘客イベント「愛知デスティネーションキャンペーン」の期間に運行する。豊富な歴史知識を持ち、織田信長、徳川家康ら名古屋ゆかりの戦国武将になりきる武将隊が、客と同乗。県内の史跡、観光地などを巡るルートを検討する。 名古屋おもてなし武将隊は、2009年に結成。名古屋城で観光客を出迎えたり案内したりし、国内外のイベントで名古屋の観光PRも担う。現在は武将と足軽役の計10人が所属。事
【ワシントン=共同】国際宇宙ステーションの船外活動で飛行士の着用する宇宙服が老朽化し、近い将来足りなくなる恐れがあるとの報告書を米航空宇宙局(NASA)の監察官室がまとめたことが分かった。新型宇宙服の技術開発が滞っているのが理由。 NASAの宇宙服は、約四十年前に作られた十八着のうち十一着が使い続けられている。七着は事故で失われたり破損したりした。残った十一着も設計寿命の十五年を大幅に超え、老朽化が激しい。船外活動中にヘルメット内部に水がたまり、飛行士が窒息の危険を感じて急きょステーションに戻る例も相次いだ。
昨年一年間に県内を訪れた観光客数の推計値が二十四日、県議会商工観光公安委員会で公表された。前年比1・7%減の二千四百五十八万八千人で、北陸新幹線の金沢開業から二年目で早くも経済効果の減速が生じた可能性をうかがわせた。特に開業前年の二〇一四年とほぼ同水準だった加賀地域などに関し、県議から「もう開業効果は終わっている」との指摘も出た。(梅本秀基) 「県の主張はこじつけか誤りでは? はっきり『波及効果は終わった』と認め、次の手を打たなければ」。質問に立った福村章議員(自民)の口調は厳しかった。県側が「県内全域に引き続き金沢開業効果が波及している」と説明したことに反発した。
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 多言語表示乗り遅れ? JR東海、英語のみ Tweet mixiチェック 2014年5月6日 08時57分 (上)日本語と英語で書かれたJR名古屋駅の案内表示 (下)日本語と英語に加え、中国語、韓国語、ポルトガル語で書かれた名鉄名古屋駅の案内表示=いずれも名古屋市中村区で(太田朗子撮影) 日本を訪れるアジア圏の旅行者が増える中、JR東日本や私鉄では、鉄道の駅名や乗り場などの案内表示を中国語や韓国語で示す取り組みが広がる。しかし、日本の大動脈の東海道新幹線を運行するJR東海は英語表示のみ。国土交通省は2009年、英語以外での表示の必要性を指摘したが、JR東海は「(複数の外国語を使うと表示の)文字が小さくなる」と説明し、駅での案内表示のあり方に一石を投じている。 駅などでの外国語サービスのあり方について、国交省は06年、「『おもてなし
トップ > 石川 > 6月26日の記事一覧 > 記事 【石川】 「おまん小豆」名物になーれ 津幡で種まき体験会 Tweet mixiチェック 2013年6月26日 種のまき方を実演する寺西さん(右)=津幡町庄で アイスやお茶へ商品化も 津幡町倶利伽羅地区に残る伝説から名付けられた「おまん小豆」で町おこしに取り組んでいる町民有志のグループ「おまん小豆の会」が二十五日、認知度アップを目指し、同町庄で種まき体験会を開いた。 おまん小豆の正式名称はヤブツルアズキ。食物繊維やポリフェノール、ビタミンB群などを豊富に含む。同町や富山県小矢部市に自生していたが、津幡名物に育てようと、二〇〇九年に会を発足、アイスやお茶などへの商品化を進めている。 体験会は、もともと休耕田だった約三百平方メートルの畑であった。町内の農家の人ら約十人が参加し、棒で浅く穴を掘った後、数粒の種をまとめてまいた。会員の寺西国子さ
トップ > 経済 > 速報ニュース一覧 > 記事 【経済】 高山線など4路線に新型ディーゼル車両 JR東海が導入へ 2013年3月14日 20時18分 JR東海は14日、安全性を高めた新型のディーゼル車両を高山、太多、紀勢、参宮の各線で2014年度から15年度に順次、投入すると発表した。 武豊線を走る「キハ25形」に機能を追加。車両故障の前兆を早期に見つけるため、振動検知装置を載せた。東海道新幹線の最新型車両「N700A」に導入されているが、在来線では初めて。 シカが衝突した際、線路外に押しのける衝撃緩和装置も装備。室内灯に発光ダイオード(LED)照明を採用し、燃料の軽油の消費量を1%程度減らす。約120億円を投じ、52両を造る。 新型車両の投入に伴い、国鉄時代の1976年から81年にかけて製作されたディーゼル車両「キハ40形」は引退。保有するディーゼル車両は全部がJR東海発足以降に造られ
トップ > 長野 > 2月6日の記事一覧 > 記事 【長野】 飯田でラウンドアバウト運用開始 Tweet mixiチェック 2013年2月6日 運用が始まったラウンドアバウト=飯田市東和町で 飯田市東和町の県道と市道の交差点で、信号機を撤去し、中心部の環状道路から、分岐する各道路に車を流す「ラウンドアバウト」の運用が五日、始まった。既存の信号交差点をラウンドアバウト化するのは全国初の試みで、多くの関係者が見守った。 東和町のラウンドアバウトは交差点中央の円形地帯に沿った環状道を車が右回りに一方通行で走り、進みたい分岐道へ出る。環状道内を走る車に優先権があり、進入する車に一時停止が義務付けられる。進入時に停止してから、カーブのきつい環状道を走るため、速度が遅くなって事故を抑制。信号機が無いことから、災害時に停電しても、交差点の機能が失われない利点がある。 この日は午前八時半に、交差点を制御
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 名古屋中心部に活断層縦断の可能性 2012年11月6日 02時04分 名古屋市の市街地を2本の活断層が縦断している可能性があることを、名古屋大大学院環境学研究科の杉戸信彦研究員(理学)らのグループが航空写真や地質資料などの分析で突き止めた。市内に活断層があるとの見方は以前からあったが、これを裏付ける結果。京都大で16日に始まる日本活断層学会で発表する。名古屋市は市内に活断層を想定しておらず、愛知県や市も対応を迫られそうだ。 杉戸研究員らは2本を「堀川断層」「尼ケ坂断層」と命名した。堀川断層は名古屋市北部の矢田川の南から名古屋城の西側、名古屋駅の東側を通る。尼ケ坂断層は北区の名鉄瀬戸線尼ケ坂駅付近から、中区の鶴舞駅付近へ延びている。 長さはいずれも10キロほどだが、さらに北側に延びている可能性もある。堀川断層はJR東海道線や新幹線
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 欧州から輸入のジャム、新基準値超え 2012年5月1日 09時23分 食品小売りの明治屋(東京都中央区)が4月にオーストリアの業者から輸入しようとしたブルーベリージャム3個から、放射性セシウムの新基準値を超える1キログラム当たり140~220ベクレルが検出され、厚生労働省が荷の積み戻しなどを指示していた。 輸入時の検査で判明した。商品は流通していない。輸入食品で新基準値を超えたのは初。 ブルーベリーの原産国はポーランドで、明治屋は輸入する予定だったジャム約1千個全てを返品する。 輸入食品のセシウムの規制値は3月までは同370ベクレルで、4月から新基準値の100ベクレルが適用された。東京電力福島第1原発の事故後、370ベクレルを超えた輸入食品はなかった。(中日新聞) この記事を印刷する PR情報 Ads by Yahoo!リスティ
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