音楽会社トップのUniversal Musicが,無料の音楽配信サービスを仕掛ける。音楽配信サービス会社のSpiralFrogと契約し,米国とカナダで,無料の音楽配信サービスを始めることになった。広告モデルを採用する。プレスリリースによると,年内にベータ版サービスを立ち上げる予定。 音楽配信サービス市場で圧勝しているAppleのiTunesに挑戦することになる。無料配信の切り札で,どこまでその牙城を崩せるか。今回の発表に反応してか,Appleの株価が2%,下落した。 LA Timesの記事によると,無料の楽曲をダウンロードする前に,ユーザーは90秒の広告と付き合わなければならない。また音楽ビデオの場合は,120秒の広告を視聴させられる。かなり,なが~い。タダで音楽を聴くには,仕方がないのかも。 SpiralFrogによると,iTuneで99セント払って楽曲をダウンロードする場合でも10秒~
米Microsoftが7月に発表した新ブランド「Zune」は,携帯音楽プレーヤと音楽配信サービスを結びつけた垂直統合型の音楽ビジネスになるようだ(関連記事:「iPodキラーになれるのか?」,ベールを脱ぎ始めた「Zune」に沸くメディア)。これまで携帯音楽プレーヤと音楽配信サービスの提供をサード・パーティに任せていたMicrosoftにとって,Zuneは大きな方針転換になる。筆者は率直に言って,この方針転換に失望した。 筆者は,デジタル音楽配信に関する従来のMicrosoftの方針を,それなりに評価していた。Microsoftは現在,デジタル音楽用の音声圧縮技術(Windows Media Audio)や著作権管理技術(Windows Media DRM)をサード・パーティにライセンス供与するだけで,音楽配信サービスや携帯音楽プレーヤの製造・販売は,他のベンダーに任せていた。 著作権管理技術
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く