多くの報道、専門家の解説がなされているので、もうこまごまとは書かない。 結論から言えば、 (1)今回の雨、(2)今回の時間帯、(3)被災地の条件、の3つを考えると、 「確実に安全に生き残る手段は?」と聞かれれば、 それは「なかった」と答えることになる。 つまり、「こうすれば確実に避難できた」ということは、ほぼありえないということだ。 逆に言えば、避難行動をおこすにあたり、 ゲリラ豪雨=局地的短時間豪雨=の災害で、これ以上にない悪い条件で発生した、 ということでもある。 話を「あの場所に、否応なく、すでに住んでいる」 というところから話を始めるのであれば、 あの場所にある以上、被害を避けることは難しく、 未明の暗い中の時間100㎜の豪雨、地表を行くもままならない中では、 せめて、基礎も含めて頑丈な建物の2階以上に住む、という条件でしか、人命確保もありえなかったということになる。 これは認めて
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