調査船ファルコー2号に乗っていた科学者チームは、このイカの大きさや戦いの跡など、重要な特徴を観察できた。(VIDEO BY ROV SUBASTIAN / SCHMIDT OCEAN INSTITUTE) 米シュミット海洋研究所の調査船ファルコー2号がまたもや驚きの報告をもたらした。南極周辺の極寒の海のみに生息する希少な深海イカであるナンキョクテカギイカ(Gonatus antarcticus)を目撃したのだ。泳ぐ姿を撮影したのはもちろん、人類が生きた姿を見たのもこれが初めてだ。(参考記事:「【動画】深海で初、巨大イカのダイオウホウズキイカの撮影に成功」) それは2024年のクリスマスイブのこと。ファルコー2号の科学者と乗組員は、南極海の一部であるウェッデル海の水深約3000メートルに広がる未探査のパウエル海盆に遠隔操作無人潜水艇(ROV)を送り込む予定だった。ロレックスの「パーペチュアル
ふらつきながら倒れたオオセグロカモメ。鳥インフルエンザ感染の影響とみられる=根室市の春国岱で2025年3月18日撮影(公益財団法人日本野鳥の会提供) 北海道東部の海岸線で3月中旬以降、致死率の高い高病原性鳥インフルエンザに感染したとみられる海鳥や海生哺乳類が次々と確認されている。 根室市内では有志による独自調査が行われており、4日現在で計614羽の海鳥をはじめ、アザラシやラッコの死骸が確認された。 隣の浜中町で見つかったラッコ1頭の死骸からも感染が判明したが、近隣自治体の多くは調査態勢が十分ではなく、被害は氷山の一角とみられる。 海鳥の異変に気づき、有志で調査を続けているのは、根室市歴史と自然の資料館の外山雅大学芸員(47)や日本野鳥の会のレンジャーら。
青みがかった透明な体で海面を漂い、刺された時の痛みから「電気クラゲ」とも呼ばれる「カツオノエボシ」。日本の海岸にもたびたび流れ着き、危険生物として知られるが、実は卵や精子などの配偶子はこれまで見つか…
秋になると、アスファルトで舗装された道路の上で死んでいるカマキリがよく見つかる。京都大などの研究チームは、こうしたカマキリが寄生虫のハリガネムシに操られ、川や池と間違えてアスファルトを目指している可能性が高いことを突き止めた。 ハリガネムシは水中でふ化し、まず水生昆虫に寄生する。カマキリが水生昆虫を食べると体内で成長し、カマキリの行動を操って水に飛び込ませる。そこで腹から脱出し、水草などに産卵する。寄生されたカマキリ(感染カマキリ)が入水するのは、水面からの反射光に多く含まれる、電磁波の振動が水平に偏っている「水平偏光」という光に引き寄せられるからだとみられている…
ブラジルのアマゾン川流域にすむピラルクーのウロコのクローズアップ写真。自然界の中でも、特に丈夫な素材として知られている。(Photograph by Andre Dib) 巨大な淡水魚は、地球上で特に絶滅が危ぶまれている動物のひとつだ。しかし、緑豊かなアマゾンの河川で、それに反する事例が生まれている。体長3メートル、体重200キロ以上になるピラルクー(ピラルク、アラパイマとも)は、わずか10年前、乱獲によって激減し、絶滅の危機に瀕していた。しかし、地域に根ざした保護活動が功を奏し、大幅に数が増えている。 ブラジルの生態学者で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるジョアン・カンポス・シルバ氏の研究によると、持続可能な漁に切り替えた地域では、ピラルクーの数が11年で425%も増えた。カンポス・シルバ氏は、ナショナル ジオグラフィック協会とロレックスによる「パーペチュ
2025.06.16 名古屋展が終了しました。多数のご来場、誠にありがとうございました。 2025.04.07 関連イベントを更新しました。 2025.03.15 名古屋展がスタートいたしました! 2025.02.25 東京展が終了しました。多数のご来場、誠にありがとうございました。 2025.02.04 ご来場のお客様が20万人を突破しました! 2025.01.09 関連イベントを更新しました。 2025.01.06 サントリーホールディングス×鳥展 愛鳥冊子・しおり配布のお知らせ 2024.11.22 関連イベントを更新しました。 2024.11.14 図録・グッズ・音声ガイドに図録を追加しました。 2024.11.05 キヤノン×鳥展 コラボカレンダー配布のお知らせ 2024.11.01 図録・グッズ・音声ガイドに特設ショップ 販売グッズラインアップを追加しました。 2024.10.
マングースの根絶について(令和6年9月3日) 外来生物法の「特定外来生物」に指定されているフイリマングースは、奄美マングースバスターズによる地道で丁寧なわなやカメラ点検、マングース探索犬とハンドラーによるモニタリングの結果、奄美大島からのマングース根絶を宣言しました。 【報道発表】奄美大島における特定外来生物フイリマングースの根絶の宣言について 1993年の有害鳥獣捕獲の開始から2018年の最後の捕獲までに32,647頭のマングースが、一連の事業の中で人間によって命を奪われてきました。加えてマングースが生息している間、そのエサ動物となった無数の命が日々、マングースによって奪われてきました。しかし考えてみてください、マングースは単に連れてこられたところで、なんとか生き延びるためにエサとなる生物を食べていただけです。これらの命は本来、人がマングースを連れてきさえしなければ、失わずに済んだ命であ
このフロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が負傷した仲間の脚を切断して治療する姿が初めて観察された。(PHOTOGRAPH BY WAFFA/SHUTTERSTOCK) 近年、野生動物がさまざまな方法で治療を行うことがわかってきている。キツネザルは腸内寄生虫から身を守るため、かみ砕いたヤスデを使うことがある。チンパンジーとオランウータンは傷に湿布を貼る姿を目撃されている。そしてついに、フロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が「切断手術」を行っていることが、7月2日付けで学術誌「Current Biology」で報告された。ヒトは3万年以上前から切断手術を行ってきたが、動物界では初の事例だ。 フロリダオオアリのコロニーでの生活は、特にほかのコロニーが近くにある場合、危険と隣り合わせだ。日没後、近くのアリ同士が戦争を繰り広げ、多くの負傷者が出るこ
237. だる 2024年05月25日 03:40 かぼちゃん、最後まで本当に、生ききったね。 かぼすママさん、これまでの献身の介護、お疲れ様でした。尋常でない大変さだったと思います。そしてそれを日々伝えていただき、本当の愛情ってなんなのか、教えていただきました。 私も昨年11月に、16歳の愛犬の柴犬を看取りました。 症状がほぼかぼちゃんと同じで、夜に家をクルクル徘徊し、最後の数ヶ月は立てなくなり。 毎夜夜泣きが激しくて、狂ったように泣き叫びました。 辛そうなのは明らかでした。でもすごく生命力の強い子で、自然死だとしたらあと半年程度はそういう日々が続いたと思います。食欲もありました。 私なりにできることは全てやっていましたが、頑張り続けてもこの子も自分もボロボロになるだけだと、判断の末に辛い選択をしました。 なので、かぼちゃんとママさんの頑張る姿を見るたびに、最期を一緒に過ごす貴重さと辛さ
黒毛の牛に白い塗料を塗るなどしてシマウマのような柄にすると、何も塗っていない牛と比べて、寄ってくる虫を振り払う行動が7割少なかったことがわかりました。 県は「虫を振り払う行動が減ることで、牛のストレスの軽減につながる」としています。 県によりますと、寄ってくる虫を追い払うことが牛のストレスとなり、エサを食べる量の減少につながることなどから、生産農家の中には放牧をためらう人もいるということです。 これまでの研究で、黒毛の牛をシマウマのような柄にすることでアブなどの虫が寄ってこなくなるという研究結果があることから、県は、令和3年から3年間、小国町の畜産会社で検証を行いました。 検証では、「シマウマ柄」の牛3頭と何も塗っていない牛3頭を牛舎の外に10分間出した時に、虫を振り払うために頭やしっぽなどを振った回数を計測しました。 その結果、「シマウマ柄」の牛は何も塗っていない牛と比べて、虫を振り払う
飼い主は夜まで気づかず 犬の保育園にいた他人のゴールデンレトリバーを自分が飼っていたゴールデンレトリバーだと勘違いして連れて帰る珍事が米バージニア州であった。 この日、愛犬のエミーを犬の保育園に送り届けた家族。日中預かってもらっている間に、トリミングもお願いした。そしてその日の預かり時間が終わる頃に、息子が犬を迎えに行った。 犬が家に帰ってきた当初、家族の間では“いつもと少し違う”という話題が出たものの、トリミングをしたばかりだったためそのままスルーされてしまったという。 しかし、家にいた猫だけは気づいていた。この犬はまったく知らない犬であることを。 「私の家族をどこにやったの!」とでも言っていたのだろうか、猫は犬を襲い始めたという。 その後、いつもは人の顔を舐めないのに舐める、いつも興奮するほど大好きな隣人を無視するなどの“奇行”が続いた結果、飼い主は何かおかしいと思って獣医のもとへ。そ
太陽光発電、バッテリー充電により稼働するので、設置するだけで直ぐに使えます。 メンテナンスもほぼ不要で、維持費用もほぼ掛かりません。 手軽に早く、鳥獣害被害対策が始められます! 既にモンスターウルフ発売から5年ほど経過しても、 ご使用者の皆様に効果を実感しながら、継続して使用頂いております。
戦中から戦後の耐乏生活も、主食を除く食料品の統制が1950(昭和25)年に廃止されて、ようやく明るい兆しが見られるようになった。タイから買い受けたメスの子ゾウ(体重550キロ)が、高島屋東京店の屋上で飼われるのは、この年の5月である。ゾウにまつわるヒット企画を振り返りたい。 戦時中、動物園で飼われていた多くの動物は、飢えて死んだ。空襲時に脱走して暴れたら困るとの理由から、軍の命令で射殺もされた。戦後、子どもたちは「実物のゾウを見たい」と願う。そこで、「ゾウ列車」が運行される。生存していた名古屋市の東山動物園に、ゾウを見に行くツアーだった。 49年9月にインドのネール首相が、上野動物園に1頭のゾウを寄贈し、日本列島はゾウブームにわいた。翌年の1月、高島屋で会合があった。参加者から「ゾウを連れて来て、屋上で見せたらどうですか」と、集客のアイデアが出された。圧倒的なゾウ人気は認めるところだが、デ
東京都心の空の勢力図に異変が......。これまでヒエラルキーのトップであったカラスが猛禽類による下剋上にあっている。いったいそこではどんなドラマが繰り広げられているのか。前編記事『東京上空の勢力図に異変…オオタカが明治神宮で、ハヤブサが六本木ヒルズで繁殖…カラスが東京から消える「ヤバすぎる未来」』より続く。 調子に乗りやがって東京都心を俯瞰すると、2つの環境が混在していることが分かる。一つは皇居、明治神宮、自然教育園(港区)などの「都市緑地」。そして、もう一つは東京駅や新宿駅周辺などにある「超高層ビル群」だ。前者に定着したのが、オオタカである。具体的な個体数は判明していないが、確実にカラスの勢力に拮抗し始めているという。 山間部や郊外では家畜を守るため、音や光を使って追い払われることもあったが、都内でそんなことは起こらない。しかも、エサとなる肉質の良い小鳥がいくらでもいる。さらに、一度巣
テンション高い犬が苦手である。 同じマンションの住民が飼ってる犬がハフハフ近づいてきたときにいつも身構えてしまう。喜んでいるのか、怒っているのかがわからない。 飼い主がいる手前、邪険にもできないし「噛みます?」とも聞けない。 そもそも身構えていることが犬に伝わってなめられるんじゃないか(犬ってそういうのわかるんでしょ?) 知ってる犬で慣れておきたい。
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