ブックマーク / nikkan-spa.jp (38)

  • 口内炎と思いきや「舌がん」ステージ4。人気ヒップホップMCの“その後”「人生が暗転したような気分だった」 | 日刊SPA!

    「生存率はどのぐらいでしょうか?」 「それはネットで検索してください」 これは約5年前、M.C. BOO(エムシーブー)さんが医師から「舌がん」のステージ4を告げられた際のやりとりだ。そして、何気ない日常生活が一転する——。 1980年代から90年代にかけて一世を風靡し、“ヒップホップ黄金期”に活躍したニューヨーク発のヒップホップグループ「Beastie Boys(ビースティ・ボーイズ)」は、数多くの名曲を残し、伝説的なグループとして知られている。そんなビースティ・ボーイズとライブで共演を果たし、全米デビューを飾った日人がM.C. BOOさんだ。 学生の頃からラップパフォーマンスを行っていたM.C. BOOさんは、ビースティ・ボーイズの日ツアーに参加したことがきっかけで、ラップユニット「脱線3」のレコードデビューにつながり、吉興業の音楽部門初のアーティストとして活躍するなど、ジャパニ

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  • 自民党総裁選で注目の石破茂 ×立民・ 野田佳彦が対談で語った「きちんと議論する国会を取り戻す」覚悟 | 日刊SPA!

    岸田文雄首相が不出馬を表明したことで注目を集める自民党総裁選2024。これに立憲民主党の代表選も加わり、連日、候補者の舌戦が各メディアで報じられている。そうした注目候補の中に、自民党総裁の有力候補・石破茂氏と先日、立憲民主党代表選に出馬表明した野田佳彦氏がいる。 実は、SPA!では約1年前にイチ早くこの2人に注目し、「もう一度総理を目指してみませんか?」というテーマで対談を実現させていた。“傍流だった”石破茂と野田佳彦という2人の政治家は与党と野党第一党というライバル関係にありながらも、良識派で、1990年代の新党ブームに参加、第2次安倍政権下では蚊帳の外に置かれるなど、共通項も多い。間違いなく、今回の各党代表選のキーマンとなり、日政治の今後を左右するであろう2人は対談で何を語っていたのか。自民党総裁選と立憲民主党代表選が行われている今だからこそ読むべき記事として再掲載する。 (1記事

    自民党総裁選で注目の石破茂 ×立民・ 野田佳彦が対談で語った「きちんと議論する国会を取り戻す」覚悟 | 日刊SPA!
  • 外国人観光客が日本で“ぼったくり”被害に。SNSで「避けるべき観光地」と悪名高いのは | 日刊SPA!

    これまで、日人が海外観光地でぼったくられるのが定石だったが、最近では逆転現象が起きているようだ。 「報告が多いのは飲店の不明瞭会計、ドラッグストアなど小売店での購入数の水増し、そしてタクシーの遠回りです」(都内のインバウンド業者) グーグル口コミやSNSを確認すると、外国人からの被害談も多い。もっとも悪名高いのは、法外な価格で海産物を売る大阪の黒門市場だろう。 「カニ足11万円と高額。べてみたけど、解凍して時間がたっていて臭かった。返金してほしいよ」 同地を訪れるのは主に中国人観光客だが、今では中国SNSで「避けるべき観光地」と紹介されているほどだ。都内繁華街の居酒屋でもぼったくりが横行している。 「浅草や上野、歌舞伎町では今、外国人観光客を狙ったぼったくり店が急増しています。『ビール199円、料理全品399円』などと看板で釣っておいて、会計に法外なサービス料やお通し料を加算するシ

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  • 私を「売れ残りおばさん」とSNSで叩いた“誹謗中傷の送り主”と会ってみた。彼の主張に正義はあるのか | 日刊SPA!

    インフルエンサーにとってネットでの誹謗中傷はつきものだ。とくにX(Twitter)は、基的には何を投稿しても「クソリプ」と呼ばれる説教まがいの侮辱に晒されることになる。元風俗嬢、元看護士の肩書を持つエッセイストでライターのyuzukaさん(@yuzuka_tecpizza)のもとには、ネットで大量の誹謗中傷や脅迫が送られてくるという。 今回、yuzukaさんはそんな誹謗中傷の嫌がらせの送り主に連絡を取ってみて、なぜネットでメッセージを発信し、誹謗中傷をするのか?を人に直撃した。最後には誹謗中傷対策やインターネット問題に詳しい弁護士にも話を聞いた。その取材の模様をお届けする(以下、yuzuka寄稿)。 ある日、私がポストした「未成年の少女に手を出す成人男性はろくでもない」という内容のツイートが拡散され、徐々に炎上気味になっていった。その中に、やたらと攻撃性の高い書き込みを見つけた。後に取

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  • マナー違反続出で「駅のピアノ」が撤去。海外とは明らかに違う、日本のストリートピアノの“つまらなさ” | 日刊SPA!

    兵庫県のJR加古川駅のストリートピアノが4月30日に廃止されることになりました。理由は利用者のマナー違反。1人10分の演奏時間を守らなかったり、必要以上に大きな音で演奏したりして、周囲の迷惑になるケースが多発しているのだそう。行政も演奏者に啓発活動をしてきたものの、状況が改善せず今回の決定に至りました。 もともとストリートピアノは2008年にイギリスの“Play me, I’m Yours”という活動から始まりました。見知らぬ人同士が知り合うきっかけとして音楽とピアノを活用したのです。こうしたパブリックスペースのゆるやかな雰囲気が共感を呼び、日でも街中にピアノを設置する動きが見られるようになりました。 しかし、YouTubeなどの動画でピアノの腕自慢が出現しだしたことで状況は一変。時間をかけて撮影機材の設置をしては一人でピアノを独占し続ける状況が当たり前になり、各地で問題になっているとの

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  • 弱きものを嫌悪し続けた男、石原慎太郎逝去 | 日刊SPA!

    芥川賞作家で元東京都知事の石原慎太郎氏が2月1日に東京都内の自宅で亡くなった。89歳。岸田首相が「政治の世界における偉大な先達が、またお一人お亡くなりになられたことは寂しい限りだ」と述べたほか、各界から哀悼の声が上がっている。 大型スクリーンの映画館やミニシアターなどが次々と廃業していた時期に、どこかの記者が、苦境に立つ映画館を救済する施策を考えないのか、と定例記者会見の場で当時の都知事に問うた。知事は、今は便利なレンタルでいくらでも映画が観られるんだからいいじゃないか的なことを言って、救ってやる義理はないという態度を示した。 質問した記者は当然、かつて自らの脚で弟を銀幕の大スターに押し上げた知事の映画愛を意識していたのだろうが、少なくとも映画館愛は特にない様子の、妙にあっさりした返答に、会見場はふわっと苦笑した。 「日経新聞記者はAV女優だった!」という週刊文春の取材記事によると当時記

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  • モー娘。に青春を捧げた男たち「2ちゃんでの意見交換が最高に楽しかった」 | 日刊SPA!

    2月19日から公開される映画『あの頃。』が大きな話題を呼んでいる。作品のテーマは「アイドル」ではなく「アイドルヲタク」。ハロー!プロジェクトのファン(ハロヲタ)がまだ「モーヲタ」と呼ばれていた2000年代初頭、推しの応援に青春を捧げた若者たちの青春群像劇となっているのだ。 当時のヲタは何に対してそこまで熱狂していたのか? 今のアイドルファンと何が決定的に違ったのか? ハロプロファンが他のアイドルファンから特別視される理由はどこにあるのか? 原作『あの頃。男子かしまし物語』(イーストプレス)著者であり、映画では松坂桃李演じる主人公のモデルになった劔樹人氏を中心に、昔からの劔のヲタ仲間である明大店長氏、アイドルヲタク界に強い影響力を持つピストル氏を交えて激論が交わされた。これぞモーヲタ頂上座談会だ! ──そもそも劔さんは、どういう経緯でアイドル好きになったんですか? 劔:僕自身はヲタになった

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  • コインランドリーに寝泊まりする39歳、生活保護を拒否する理由 | 日刊SPA!

    社会はどこに向かうのか――。景気は堅調と言われているが、所得格差は埋まらず、中流が新たに転落、下流はさらに困窮している感さえある。令和時代、「負け組」のレッテルを貼られたまま、放置されている人々の今に迫る。 わずか2%の消費税率引き上げと、それをきっかけにした値上げが、困窮する人をより下の階層に振り落とすこともある。 都内で日雇いの倉庫作業を中心に働く田中洋一さん(仮名・39歳)。就職氷河期を経験した“ロスジェネ世代”、雇用の壁で連敗し、東京のネットカフェを住まいにしていた。しかし……。 「1週間の料金は1万5000円だったのが、増税をきっかけに1万7000円まで値上がりしました。ほかにも携帯電話代、ご飯代を考えれば簡単に寝泊まりできなくなりました」 田中さんは節約のために、週1~2回はコインランドリーで朝を迎えることがあると話す。 「洗濯機に数百円だけ入れて、終わっても朝まで居座り続

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    astroglide
    astroglide 2020/01/13
    ひとさまに迷惑をかけずに生きなければいけないとするドグマを叩きこまれ内在化させた人間が、それを人としての最後の拠り所にしてるが故により深いところに沈んでいくの、なんとかしたいと思ってる。
  • どんな言い訳も通用する国と怒らない国民/鴻上尚史 | 日刊SPA!

    東京オリンピックの予算が、当初の7000億円から3兆円超になる見込みだそうです。 日の国家予算が101兆円ですから、なんと、3%をオリンピックに使うわけです。 正気の沙汰とは思えませんね。 で、「誰が7000億円でできると計算したんだ?」とか「そもそも、温暖な気候って言った奴は誰だ?」「真夏の東京でやろうと旗振った責任者は誰だ?」と突っ込みたくなるのですが、すぐに、「そういう詳しいことを書いた書類はシュレッダーにかけました」と言われそうです。 はい、「桜を見る会」で政府は子供の言い訳レベルでねじ伏せられると味をしめましたからね。 ハードディスクにも残ってないし、残っていても公文書じゃないし、シュレッダーは障害者雇用の人がやったから遅かったし、反社会的勢力という定義はないし、適正に処理したなんて言うし、もう、どんな言い訳も通用する国になってしまいました。 仮にオリンピックで3兆円使っても、

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  • 「丸亀製麺」が“香川県丸亀市と関係ナシ”と炎上。丸亀市を直撃したら驚きの事実が | 日刊SPA!

    9月14日、「麺通団公式ウェブサイト」に掲載された「団長日記」の一部をスクショしたツイートが話題となり、「丸亀製麺」が炎上した。それは、「讃岐釜揚げうどんチェーン」として多くの人に認識されている丸亀製麺は、実は「丸亀市」や「香川県」とは全く関係がなく、讃岐うどんブランドを利用している、他県への誤解が生まれるのではないか? というものだった。 SNSで話題となった内容は、「田舎香川だと話す丸亀製麺の粟田社長が、小さな製麺所にお茶碗を持った客が並び、釜からもらったうどんにしょうゆだけをつけてべている様子を見たことから思いついたのが丸亀製麺、と話しているがそれは嘘ではないか」「丸亀製麺は香川の会社でなく、香川における実績がないのに『讃岐うどん』を名乗り、『讃岐うどんチェーン』を名乗ること、香川に『丸亀製麺所』という会社があるのに『丸亀製麺』という名前を付けたことはいかがなものか」と苦言を呈す

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  • 上沼恵美子に噛みついた久保田らを「俺は批判できない…」と元M-1ファイナリスト | 日刊SPA!

    <文/ユウキロック> 「『M−1グランプリ』の優勝者はどのように決められているのか?」。皆さんご存知だと思うが、いろいろなものを省いて、簡単に単純にざっくりと書いてみる。 「『M−1グランプリ』の優勝者は7人の人間が決めている。たったの7人。だから、この7人にウケさえすればいいのだ。逆にこの7人にスベったら、決して優勝することはできない」 ただ、考えてみれば7人にスベっただけなのだ。大勢の観客にウケているのなら問題ない。だから出場者は、たかだか7人にスベったぐらい、別に気にしなくていい……と簡単に切って捨てることができるはずがない。それが「M-1グランプリ」なのだ。 なぜなら優勝した直後から仕事のオファーが殺到する。テレビ番組は、「お披露目」として一通り呼ばれる。その中で結果を残せば、二巡目が始まり、レギュラー番組でも決まれば、「テレビスター」の仲間入り。「地位」と「名誉」、そして「大金」

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  • 衝撃の事実。元AV女優・紅音ほたるが急逝していた | 日刊SPA!

    元AV女優の紅音ほたるさんが、8月15日に亡くなっていたことがわかった。AV引退後の所属事務所の社長兼パートナーによると同日午前、自宅で倒れた状態の紅音ほたるさんを発見。すでに身内のみで葬儀も執り行われたという。 所轄する警察署によれば「発見時の状況から事件性はなく、自殺の可能性も考えづらい。現在はまだ検死中ではっきりした死因はわかっていないが、恐らく病死ではないか」という状況。AV引退後の所属事務所の社長も「可能性としては、呼吸器系の体調不良を頻繁に訴えていたので、その症状が急に悪化した末の事故だったのではないかと感じています。どちらにせよ、AV引退後の活動が軌道に乗り始めて今後についていろいろと相談している矢先の出来事だったので、当に残念というか、悔しくて仕方がない」と話す。 紅音ほたるさんは’04年にAV女優としてデビューし、以降は業界のトップ女優として大活躍した。引退後はタレント

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  • 栃木の会社員だった異色ラッパー・DOTAMA「MCバトルは作品の一部」 | 日刊SPA!

    近年、MCバトルが熱い。2012年からスタートした『高校生ラップ選手権』、2013年に園子温監督が手がけた初のバトルラップミュージカル映画『TOKYO TRIBE』など、徐々に界隈では盛り上がりを見せてはいたが、その人気を一気に押し上げたのが昨年からテレビ朝日で放送がスタートした『フリースタイルダンジョン』だ。 日語ラップ界の重鎮・Zeebraがオーガナイザーを務めるこの番組は、若手ラッパーたちがチャレンジャーとして、“モンスター”と呼ばれる第一線のラッパーたちに即興ラップで挑んでいくという趣旨。過去に無かったこの内容が話題を呼び、公式YouTubeチャンネルの累計再生数は今や1000万回を突破。ヒップホップに縁遠かった人にはもちろん、浅野忠信や北川景子といった芸能人にまで中毒者を増やしている。 その『フリースタイルダンジョン』で、放送当初からチャレンジャーとしてリクエストが集まっていた

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  • アイドルライブにエロい女ヲタたちが出没。愛称は“セックス屋さん” | 日刊SPA!

    地下アイドルの現場は男女かかわらず同族意識が強いため、年齢に関係なく同じアイドルのヲタ同士で付き合うこともあるという ※写真はイメージです 夏フェスや音楽イベントには、出会いを求めて集まる者も多い。特にこの夏はアイドルフェスでエロいことをやりまくってる連中がいるという情報をキャッチした。 「ここ1年の間に地下アイドルのイベントや野外フェスに“セックス屋さん“と呼ばれる女ヲタが増えたんです。ライブ中でもお構いなしに会場の一角を使ってエロいことしてるらしいよ」(アイドルマニア) 半信半疑ではあったが、アイドル数十組が出演する夏フェスに潜入すると信じられないような光景が飛び込んできた。”ピンチケ”(※)と呼ばれるマナーを無視して暴走する若者集団の中に若い女のコが数人いて、抱きつかれたり、胸を揉まれたりしているではないか。一応、女のコは人目を気にしているが、笑顔を浮かべてまんざらでもない様子。 女

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  • 「ガチンコ」に「シュート」など。プロレスの隠語はどうやって生まれた? | 日刊SPA!

    『プロレス講座・第46回』は、プロレス用語、とくに知らないで使うとものすごく恥ずかしい専門用語、誤って使われることが多い“隠語”のたぐいについて考えてみたい。 いちばん最初にきっちりと定義しておかなければならない単語は、やっぱり“ガチンコ”だろう。 ガチンコという単語はもともと相撲の専門用語(あるいは隠語)であったものが一般名詞としてアダプトされたものである。 語源は力士と力士がぶつかり合うときの“ガチッ”という衝撃音といわれる。広辞苑(第六版=岩波書店)で“がちんこ”を引いてみると「相撲で、真剣勝負。広く、正面から気で対決することにもいう」とあるが、明鏡国語辞典(大修館書店)には“がちんこ”という単語そのものが載っていない。 “プロレスの父”力道山が大相撲の慣習や伝統的なしきたりの多くをプロレスの世界に持ち込んだため、相撲界の専門用語・隠語がそのままプロレス界の専門用語・隠語に化け、結

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  • 大宅賞受賞のジャーナリスト・安田浩一氏の次のターゲットは「ネット私刑(リンチ)」 | 日刊SPA!

    6月19日、第46回大宅壮一ノンフィクション賞の贈呈式が行われた。 書籍部門の受賞者は、『捏造の科学者 STAP細胞事件』(文藝春秋)の著者で、毎日新聞記者の須田桃子氏。そして、昨年から新設された雑誌部門に選ばれたのが『ルポ 外国人「隷属」労働者』(『G2』’14年9月号・講談社)を著したジャーナリストの安田浩一氏だ。 同ルポは、「外国人技能実習生」の名の下に、1日12時間労働、休日は月に1日、時給300円程度という劣悪な労働条件に加え、蔓延するパワハラ、セクハラ……人間扱いさえされない外国人労働者の苛酷な実態を炙り出した。 「外国人労働者を雇用する側が生き残るために、犠牲を強いる社会であってはならない」 安田氏の授賞スピーチは、少々、意外な言葉で締めくくられた。 彼の名は、ヘイトスピーチと排外主義を撒き散らす在特会(在日特権を許さない市民の会)に肉薄した著書『ネットと愛国』(講談社)でつ

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  • 38歳が「中学生アイドルのバスツアー」に参加したら悲惨だった | 日刊SPA!

    ブームに乗って、さまざまな形で企画されているアイドルバスツアー。大好きなアイドルと一緒にバスに乗り、同じ空間をともにできるとあって、コアなファンたちからは人気を集めている。あまり人気のない地下アイドルともなれば、ライバルとなるファンの数も少なく、普段のライブでは見られない姿を拝めるとあって、一部ファンからは垂涎モノのイベントというわけだ。 そんなアイドルバスツアーに初参加したという新田正和さん(仮名・38歳)は「地獄でした」と話す。そこで、新田さんが参加した秋葉原を拠地に活動する某地下アイドルのバスツアーの詳細を聞いた。 「朝8時に秋葉原に集合し、ファン20人とアイドル5人、そして事務所関係者の方々でバスに乗り込み、福島県で行われるライブイベントに一緒に行くという企画でした。アイドルと身近で話せると思って参加したんですが……当に大変でしたね」 行き先は福島県の某スキー場。片道5時間のア

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  • 『今夜はブギー・バック』がなければ、日本のヒップホップはもっと悲惨だった【宇多丸×Bose×サイプレス上野】 | 日刊SPA!

    ’90年にデビューし、今年25周年を迎えるスチャダラパーのBose。ラジオや雑誌コラムでも活躍してヒップホップ界と世間の繋ぎ役を担う、RHYMESTERの宇多丸。2人に憧れてラップを始めたサイプレス上野。この3人に「’90年代以降の日語ラップ史」をテーマに鼎談してもらったところ、「ヒット曲の重要性」についても語り合われることに。貴重な鼎談の一部をご紹介しよう。 上野:中1のときラジオで(スチャダラパーの)「今夜はブギー・バック」が流れてきたんですよ。もともとアメリカのヒップホップが好きだったんで、最初はバカにしてたんですけど、聴いてるうちに「あれ? かっけえな」って思って、一気にはまりました。『FINE』とか読んでシーンの空気を感じながら、ひたすら買ってましたね。渋谷に毎週行ってるみたいな。 宇多丸:やっぱりヒットは大事だよ。「ブギー・バック」がなければ、日のヒップホップはもっと悲惨な

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  • 山田孝之が赤羽で一夏を過ごした理由 | 日刊SPA!

    週刊SPA!でも連載中の漫画家・清野とおるの『ウヒョッ!東京都北区赤羽』がテレビドラマ化! ……と思いきや、なんとそれは、作のファンである山田孝之が昨年夏に赤羽で過ごした模様を山下敦弘監督が撮影し、松江哲明監督と共に作品化した “ドキュメンタリードラマ”だという。なんだ、その玉虫色のジャンルは? ナゾの新番組に迫る! ――実は清野さんの『東京都北区赤羽』の連載企画は、最初『SPA!』にも持ち込まれていたそうで。 清野:そうなんです。もう6年前ですか。企画会議を通らなかったですけど(笑)。ただ、『SPA!』さんからはその後もいろいろ仕事をいただいて、ホントお世話になってます。 ――SPA!で連載中の『ゴハンスキー』のほか他誌でも連載が始まり、『ウヒョッ!東京都北区赤羽』が山田孝之主演でテレビ番組化されたりと、ノッてますね。 清野:過去、僕のことをゴミ扱いしやがったクソ編集者どもに、「どうだ

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  • 女は「身体を売ったらサヨウナラ」なのか?――鈴木涼美×峰なゆかによるAV女優論 | 日刊SPA!

    「日経新聞記者はAV女優だった!70以上出演で父は有名哲学者」。『週刊文春』にこのような記事が掲載されたのが14年10月のこと。スッパ抜かれた(?)のは「『AV女優』の社会学」(青土社)で注目を集めた社会学者・鈴木涼美さん。11月末には「身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論」(幻冬舎)を上梓したばかりだ。 新刊の発売を記念して、報道直後に週刊SPA!で3回に亘って掲載された漫画家・峰なゆか(『アラサーちゃん 無修正』『セクシー女優ちゃん ギリギリモザイク』)との対談を完全版で公開! 女は当に「身体を売ったらサヨウナラ」なのか? 性を商品化することの中毒性について徹底したフィールドワークを基に考察し高い評価を得た鈴木涼美。アラサー女性の恋愛とSEXの音を描いた漫画で共感を呼ぶ峰なゆか。AV女優というキャリアを経て執筆業で活躍する二人が「性を商品化すること」の意味を改めて

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