大阪府警吹田署に入る片野田洋介容疑者=11日午後5時39分、大阪府吹田市(恵守乾撮影、一部画像処理しています) マンションの窓際に全裸や下着姿の女性を立たせ、わざと盗撮させる美人局の手口で慰謝料名目の金をだまし取ったとして、大阪府警吹田署と刑事特別捜査隊が、詐欺の疑いで、大阪府吹田市江坂町の会社役員、南本龍也(みなみもと・たつや)(45)と、弟で大阪市北区の自称会社員、満(みつる)(39)の両容疑者を逮捕していたことが12日、分かった。 同署によると、兄弟は令和4年4月から10カ月間にわたり、龍也容疑者の内妻の20代女性をマンション7階室内の窓際に全裸や下着姿で歩かせるなどし、向かいのマンションに住む50代男性にわざと盗撮させていたとみられる。 翌5年1月、兄弟は男性の自宅マンションを訪問し、慰謝料を要求。「2千万円以上の融資金を預ければ、資産運用で利益が得られる」などと噓を言って慰謝料が