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Interviewに関するat9100のブックマーク (35)

  • ■コンピュータは人間を進化させるか■アラン・ケイ氏インタビュー - 後藤貴子の米国ハイテク事情

    ●ビジョナリーが夢見るのは数百年後の世界 数年先のPCや家電の規格とか、Webやケータイの新しいサービスとか。IT業界の大きなテーマが、当はいかに小さいか、この人に会うとよくわかる。 “この人”とは、アラン・ケイ(Alan Kay)氏。メインフレーム主流の時代に、パーソナルでダイナミックなメディア「Dynabook(ダイナブック)」を構想し、先進的アイデアを詰め込んだワークステーション「Alto(アルト)」の開発でも中心的役割を担った伝説的人物。未来を予測する最良の方法は未来を発明することだとの名言を自ら実践してきた、最高のビジョナリーの一人だ。 だが、著名な学者やビジョナリーの中でも、ケイ氏はちょっと毛色が違うように思う。米国のビジョナリーには、起業したり企業の顧問になったり、あるいは自分の大学への企業の寄付集めに熱心だったりと、ビジネスと深い関わりを持つことで自分のアイデアの実現を図

  • 【インタビュー】最先端の理論と世の中の橋渡し役でありたい - 五十嵐健夫東大助教授 (1) ユニークなポジショニングがSIGGRAPHに評価されたのかも | クリエイティブ | マイコミジャーナル

    今、世界がもっとも注目する若手研究者 五十嵐健夫(いがらしたけお)氏。東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 助教授。1999年、手描きスケッチによる3Dモデリングシステム「Teddy」で注目を集める。2000年、ユーザインタフェースに関する研究で博士号(工学)取得。その後、米ブラウン大学で博士研究員などを経て、2002年に東京大学大学院情報理工学研究科講師就任、2005年より現職。 アメリカコンピュータ学会主催による世界最高峰のコンピュータ・グラフィックス学会のカンファレンス「SIGGRAPH(Special Interest Group on Computer Graphics)」。すでに優れた業績を残し、今後の研究も期待される若手研究者に贈られる「ACM SIGGRAPH 2006 Significant New Researcher Award」を一人の日人研究者

  • 2人の「お婆さんハッカー」にインタビュー(後編)

    自他ともに認める実績を持ち、16年間、国家安全保障局に務めたベッキー・ベースさんは、自らを生まれながらのギークと語る。しかし、やはりその人生の節々で彼女をギークたらしめる出来事が起こっていた。 ―― それではベッキーさん、今度はあなたにお伺いします。あなたはどのようにしてギークになったのですか、あるいは最初からギークだったのですか? ベッキー 生まれながらのギークだったと思います。父親にとってわたしは長女ではなく長男だったという冗談があるくらいです。家族同士の笑い話の1つですが、父親がトラックのオイル交換をしていたとき、せんさく好きだったわたしはモーターオイルの入ったバケツに頭から倒れ込んでしまったのです。しばらくわたしの姿を探してまわっていた父は、バケツの縁から、おむつに覆われたわたしのお尻とバタバタと動く足が出ているのを見つけたようです。油まみれになっていたので、当に誰もわたしの身体

    2人の「お婆さんハッカー」にインタビュー(後編)
  • ITmedia エンタープライズ:2人の「お婆さんハッカー」にインタビュー(前編) (1/3)

    わたしが出会った中でも最も注目すべき2人――たぶん「お婆さんハッカー」と呼んでも差し支えないだろう――からは、その素養もさることながら、環境が彼女らのハッカー人生に大きな影響を与えたことがうかがえる。前編では、カリフォルニア州出身の奇才、テリー・ギルバートさんに話を聞く。 Black Hatのようなカンファレンスの素晴らしい点の1つは、新しい友人ができることである。とりわけ、着ていたLinux Tシャツを才能に恵まれた相手に褒められたような場合はそうだ。こうしてお近づきになったのがテリー・ギルバートさんとベッキー・ベースさんの両女史、これまでに出会ったギークやセキュリティ専門家の中でも最も注目すべき2人だ。年齢を推測するような野暮な真似をするつもりはないが、たぶん「お婆さんハッカー」と呼んでも彼女たちは気を悪くしないだろう。 カリフォルニア州出身の奇才テリー氏は、もう50年もコンピュータに

    ITmedia エンタープライズ:2人の「お婆さんハッカー」にインタビュー(前編) (1/3)
  • 日本の名物コンピュータを訪ねて[6] 秀丸エディタの作者からいただいたマウスとキーボード

    「うまい! うまい!」と元気に駅弁をかきこむシゲちゃん。ご当地名物「井筒屋のステーキ弁当」だ。私たちは、JR北陸線で福井県鯖江市に向かっている。この地名を聞いただけでピンと来た人もいるだろう。そう、シェアウエアのテキストエディタとして絶大な人気を誇る「秀丸エディタ」の作者である斉藤秀夫(通称:秀まるお)さんに会いに行くのだ。プログラマの間では超有名人であり、私にとっても憧れの人物である。目的地が近づくにつれ、心臓がドキドキしてきた。シゲちゃん、よろしく頼むよ。 秀丸エディタをコンパイルしたマシン 鯖江駅に着くと、斉藤秀夫さん人が車で迎えに来てくれていた。おお! この人が、あの有名な...。挨拶の言葉がつまるほどの感激である。斉藤さんは、Tシャツ、ジャージ、サンダル履きと、実にリラックスした服装をされている。スマートながらガッシリした体格、プログラマと言うよりスポーツマンというイメージだ

    日本の名物コンピュータを訪ねて[6] 秀丸エディタの作者からいただいたマウスとキーボード
  • PC業界の生き字引、インテルのバレット会長に聞く

    この25年間、IntelのCraig Barrett会長はさまざまなPCが生まれては消えていくのを見てきた。 Intelに入社して以来、Barrett氏はほぼすべての大手メーカーのPCを使用してきた。IntelはPC市場の進化に貢献してきたが、その端緒となったのは絶望の果ての行動だった。当時、Intelのメモリ事業は日企業の追撃を受け、危機的な状況にあった。 状況を打開するために、IntelはPCプロセッサ事業に資源を投じることを決定した。この戦略が功を奏し、カリフォルニア州サンタクララに社を置くIntelはやがてPCとサーバ向けチップの独占的なサプライヤーに成長した。Intelは今、ふたたびAdvanced Micro Devicesの挑戦にさらされているが、市場シェアは依然として73%を維持している。 CNET News.comは米国時間8月4日、1990年代から2000年代初頭に

    PC業界の生き字引、インテルのバレット会長に聞く
    at9100
    at9100 2006/08/24
    インテル会長へのインタビュー
  • アラン・ケイが描くパソコンの未来像(前編)

    「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。パソコンの未来を語る同氏の熱弁ぶりは健在だ。ムーアの法則に従い、半導体技術が3万倍に進歩したにも関わらず、ユーザーの実感としてコンピュータ・システムの性能向上はわずか50倍にすぎないと憂える。コンピュータ・アーキテクチャの進むべき方向性について、同氏の鋭い分析と将来の夢を3回のインタビュー連載でお届けする。 コンピュータ技術の進歩にはめざましいものがありますが。 果たして、そうだろうか。必ずしも進歩していない部分もある。例えば、メモリのデータ転送速度はさほど高速化していない。また、マイクロプロセサも依然としてシングル・プロセサのアーキテクチャから脱却していない。これは、技術的な問題というよりも、コンピュータ・ベンダーが大きな変化を望んでいないからではないだろうか。 コンピュータ・アーキテクチャの進歩は

    アラン・ケイが描くパソコンの未来像(前編)
  • 電脳建築家・坂村健Google,ユビキタス,そして日本を語る―前編

    電脳建築家・坂村健 Google,ユビキタス,そして日を語る―前編 インフラ・イノベーションを今こそ 「TRON」の提唱によってコンピュータ・アーキテクトとして名を馳せ,いまはユビキタスの“伝道師”として第一線を張る,坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所長。その坂村教授が,Google,ユビキタス,そして日を語った。Googleの強みを分析しつつ,「日が取り組むべきはインフラ・イノベーションだ」と喝破する。坂村教授の多岐にわたる日への提言を,全3回の構成でお送りする。 (聞き手=ITpro発行人 浅見直樹,構成=ITpro 高下義弘,写真=栗原克己) 成長著しい米Google社の存在が,注目を集めています。また,「Web2.0」というキーワードが話題になっています。Google,Web2.0がコンピュータのパラダイム・シフトを起こす,という見方もあるようで

    電脳建築家・坂村健Google,ユビキタス,そして日本を語る―前編
  • 「日本のエースを集めて開発,ターゲットはクライアント」---政府のセキュアVM 開発を総括する筑波大学教授 加藤和彦氏に聞く

    「日のエースを集めて開発,ターゲットはクライアント」---政府のセキュアVM 開発を総括する筑波大学教授 加藤和彦氏に聞く 内閣官房セキュリティセンター(NISC)が国家プロジェクトとしてセキュア仮想マシン(VM)の開発を進めている( 関連記事)。その狙いは何か。普及へのシナリオは。開発を指揮する筑波大学 大学院システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 教授 加藤和彦氏に聞いた(聞き手はITpro編集 高橋信頼)。 ---セキュアOS や仮想マシンといった技術は既に存在しますが,このプロジェクトで開発するセキュア仮想マシンの特徴は。 最も大きな特色は,クライアント・マシンをターゲットにしていることです。既存のVMwareやXenといった仮想マシン・ソフトウエアや,SELinuxなどのセキュアOS は,主にサーバー側で使うことを前提にしています。これに対し,我々のセキュア仮想マシ

    「日本のエースを集めて開発,ターゲットはクライアント」---政府のセキュアVM 開発を総括する筑波大学教授 加藤和彦氏に聞く
    at9100
    at9100 2006/08/01
    国家主導のVMの件
  • GoogleのオープンソースホスティングについてGreg Stein氏へのインタビュー | OSDN Magazine

    オレゴン州ポートランド — 米Googleは、Google Code上でのオープンソースプロジェクトのホスティング開始を、O’Reillyオープンソースコンベンション(OSCON)で7月27日に行われるGreg Stein氏の講演において発表した。 Stein氏は、Googleのオープンソースエンジニアで、Apache Software Foundationの会長。同氏は、27日の現地時間(太平洋夏時間)1:45に予定されている講演”Googleのオープンソースコミュニティ向けサービス”で新しいサービスを正式発表した。 講演日前日、Stein氏とGoogleのオープンソースプログラムマネージャChris DiBona氏に話をきいた。このサービスは、SourceForge.netその他のコミュニティホスティングプロジェクトと類似しているが、これらと競合するものではないという。 Stein氏は

    GoogleのオープンソースホスティングについてGreg Stein氏へのインタビュー | OSDN Magazine
  • “mixiそっくり”な理由は?So-netなど数千のSNSが使う「OpenPNE」,開発元の手嶋屋 社長に聞く

    最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mixi」(ミクシィ)にそっくりなオープンソースのSNSシステム「OpenPNE」(オープンピーネ)が話題を集めている。大手プロバイダのSo-netは誰でもSNSを運営できるサービス「So-net SNS」のシステムにOpenPNEを採用した(関連記事)。OpenPNEを開発する手嶋屋の手島守・代表取締役に話を聞いた(聞き手・構成はITpro編集 武部 健一)。 ---OpenPNEを開発したきっかけを教えてください。 もともと2003年ころに「PNE」という携帯電話の転送メール・サービスを実験的に提供していました。そこでPNEのユーザーのために携帯電話から使えるレンタル掲示板を設置したのですが,掲示板がものすごく“荒れる”。これは自分で掲示板を作らなければならないなと思っていた2004年6月ころ,mixiやGREE(グリー)とい

    “mixiそっくり”な理由は?So-netなど数千のSNSが使う「OpenPNE」,開発元の手嶋屋 社長に聞く
  • 「Linuxカーネル開発への日本からの貢献が急増」---Linuxカーネル メンテナ Andrew Morton氏

    「日からの貢献が急増しており,パッチの5%は日から投稿されている」---LinuxカーネルのメンテナでありLinus Torvaldsの右腕とも呼ばれるAndrew Morton氏はこう語る。OSDL-Japan Linux Symposiumのために来日したMorton氏と,同じく同シンポジウムのために来日した,Linuxカーネル開発者であり仮想マシン・ソフトウエアXenの開発にもかかわっているChris Writes氏にLinuxとXenの開発の現状を聞いた(聞き手はITpro編集 高橋信頼) ---XenはLinuxカーネルにとってどのくらい重要なのでしょうか。 Andrew Morton氏:非常に重要です。ありうる限りの高い優先度が与えられているのではないかと思います。Red HatやIBMなどは大量のエンジニアを投入しています。Linuxでは品質がとても重要であり,品質を高め

    「Linuxカーネル開発への日本からの貢献が急増」---Linuxカーネル メンテナ Andrew Morton氏
  • 過小評価されやすいIT Proの本当の価値を広く認めさせるには - @IT

    過小評価されやすいIT Proの当の価値を広く認めさせるには ―― 米国IT Pro大規模コミュニティ、CulminisのIT Pro地位向上戦略 ―― Dave Sanders Culminis, Inc. http://www.culminis.com/ President/CEO 聞き手:Windows Server Insider編集長 小川 誉久 2006/07/21 ソフトウェア開発者向けのユーザー・コミュニティには活発なものが多いが、情報システム管理者などを対象とするコミュニティはあまり多くない。こうした違いの背景には何があるのか? IT Pro同士が相互扶助できるコミュニティはどうやってつくればよいのか? IT Proの作業環境、地位向上には何が必要なのか? 全世界で100万人を超えるIT Proの組織化に成功したCulminis(カルミニス)のCEO、Dave Sand

  • 「セキュリティ機能を強化」--開発者が語るThunderbird 2.0の“実像”

    オープンソースのデスクトップソフトとしてFirefoxと並んで日でも普及しつつあるメールクライアントのThunderbird。先ごろ来日したThunderbirdの主要開発者であるScott MacGregor氏は、「オープンソースソフトのメリットは、脆弱性などのセキュリティバグに対する反応が速いことにある」と語っている。 より良いコミュニケーションを求める ――Scottさんは、どのようにThunderbirdにかかわることになったのでしょうか。 1997年にNetscape Communicationsに入社してからメールクライアントの開発に携わるようになり、Netscape 4.0 Messenger Mail Clientを開発していました。そしてNetscapeに在籍しているときに、Mozillaプロジェクトの立ち上げに参加して、そこでもメールクライアントの開発に参加するように

    「セキュリティ機能を強化」--開発者が語るThunderbird 2.0の“実像”
  • 人工知能の第一人者J・マッカーシー氏に聞く--AI研究、半世紀の歴史を振り返る - CNET Japan

    1956年、コンピュータ科学者のグループがダートマス大学に集まり、当時としては新しいトピックについて議論をかわした。そのトピックとは「人工知能」である。 ニューハンプシャー州ハノーバーで開催されたこのカンファレンスは、コンピュータで人間の認知能力をシミュレートする方法に関する、その後の議論の出発点となった。カンファレンスでは、「コンピュータは言語を使用できるか」「コンピュータは学習できるか」「創造的な思索と非創造的だが有効な思索を分ける要因はランダムさ(偶発性)なのか」といったさまざまな議論が行われた。 議論は、学習能力をはじめとする人間の知能が、原則として、コンピュータのプログラムでシミュレートできるくらい詳細に記述することができるというの大前提のもとで行われた。 出席者には、当時ハーバード大学に籍を置いていたMarvin Minsky氏、ベル研究所のClaude Shannon氏、IB

    人工知能の第一人者J・マッカーシー氏に聞く--AI研究、半世紀の歴史を振り返る - CNET Japan
  • OOエンジニアの輪! 〜 第 34 回 比嘉 康雄 さんの巻 〜

    特になし。 私は人を丸ごと尊敬することはありません。それぞれ好きなところもあれば、嫌いなところもある。できるだけいろんな人の素敵な点を見つけて、その素敵な点を 認識したいです。 現在のお仕事について -- まず最初に、現在の業務についてお話していただけますか? 弊社でこの 4 月より「Seasar2 技術推進グループ」が新しくできました。そこで主に、弊社の中での Seasar2 を使ったプロジェクトへの支援や、商用サポートなどをやっています。 あるいは、ちょっと会社の仕事には関係ないんですけど、Seasar プロダクトの強化もやっています。 -- 基的には技術的なリーダーをされているのでしょうか?それともマネジメントが中心ですか? 時と場合によりけりで、会社ではマネジメントとして判断することがほとんどです。 Seasar ファウンデーションではチーフコミッターとしての役割がありますので、

  • 「ビル・ゲイツはネット時代のアーキテクトにはなれなかった」:ITpro

    米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が、2年後に経営の第一線を退くと発表した。マイクロソフト日法人の社長、会長を務め、ゲイツ氏とは20年以上の親交がある古川享氏は、その理由は「個人の時間を何のために使うかの優先順位の問題」だと語る。ただその背景には、スティーブ・バルマーCEOへ権限委譲が急速に進んだことで、ここ数年はゲイツ会長自身、マイクロソフトの将来の方向性を打ち出す立場にありながら、「開発リソースの配分や製品出荷の順番を決めるといった経営に直接関わるところまでは口出しできなくなってきた」こと、レイ・オジーをはじめとする後継者が育ってきたことなど、複雑な事情が絡んでいると打ち明ける。 ——ゲイツ氏引退の当の理由は何だと思うか。 「個人の時間を何のために使うか」という優先順位の問題だ。福祉財団の活動に重点を置くというのは、その通りかもしれない。ただ、引退発表の裏側には二つの別の要素がある

    「ビル・ゲイツはネット時代のアーキテクトにはなれなかった」:ITpro
  • 【レポート】Open Source Business Conference Europe - 開発者に求められるのはコミュニケーション能力--Apache共同創設者語る | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    Brian Behlendorf氏。父がCobol開発者で常にコンピュータに囲まれていた。小学校のころにプログラミングの基礎を習ったが、大学では物理学を専攻。「コンピュータ科学は退屈に思えたから」。だが学生時代にインターネットを知り、この世界に入った 1995年にオープンソースのWebサーバ「Apache」の開発をまとめる非営利団体The Apache Software Foundation(ASF)を共同で立ち上げたBrian Behlendorf氏は、Apache、そしてその後に関わった複数の活動を通して、オープンソースの発展を見てきた人物だ。そのBehlendorf氏に、オープンソースのいま、同氏が創業しCTOを務めるCollabNetのこと、オープンソースがメインストリームとなった時代、開発者と企業に求められていることなどを聞いた。 --Apacheを1995年に共同で始めました。

  • 「美しいコードを書けるからRubyを選んだ」---Ruby on Rails作者 David Heinemeier Hansson氏

    現在最も注目されているWebアプリケーション・フレームワークRuby on Rails。その作者であるDavid Heinemeier Hansson氏(通称DHH氏)が日Rubyカンファレンス2006(関連記事)のために来日した。「JavaPHPでは書けなかった美しいコードが書けるから」---Hansson氏はRubyを開発言語として選んだ理由をこう語る(聞き手はITpro編集 高橋信頼) ---なぜRubyを選んだのですか。 以前,JavaPHPでコードを書いていました。しかし,JavaPHPでは美しい(Beautiful)コードを書くことができず,不満を感じていました。そんな時に(リファクタリングなどで知られる)達人プログラマMartin Fowler氏がRubyを紹介した記事を読み,自分で使ってみて,Rubyは美しいコードを書くことができる,プログラマをハッピーにする言語だ

    「美しいコードを書けるからRubyを選んだ」---Ruby on Rails作者 David Heinemeier Hansson氏
  • 旬のアラカルト スペシャルインタビュー アラン・ケイが描くパソコンの未来像(前編)

    「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。パソコンの未来を語る同氏の熱弁ぶりは健在だ。ムーアの法則に従い、半導体技術が3万倍に進歩したにも関わらず、ユーザーの実感としてコンピュータ・システムの性能向上はわずか50倍にすぎないと憂える。コンピュータ・アーキテクチャの進むべき方向性について、同氏の鋭い分析と将来の夢を3回のインタビュー連載でお届けする。 (聞き手=ITpro発行人 浅見直樹,写真=栗原克己) ―― コンピュータ技術の進歩にはめざましいものがありますが。  果たして、そうだろうか。必ずしも進歩していない部分もある。例えば、メモリのデータ転送速度はさほど高速化していない。また、マイクロプロセサも依然としてシングル・プロセサのアーキテクチャから脱却していない。これは、技術的な問題というよりも、コンピュータ・ベンダーが大きな変化を望んで