2020年11月7日のブックマーク (1件)

  • ワナビ地鎮祭 『桐島、部活やめるってよ』『glee』 - 仮文芸

    スクールカーストは、卒業とともに解消されかねない季節ネタである。階級差が後々の人生にまで波及するような、ある程度の抽象化が行われないと、社会人ユーザーには訴求し難い。スクールカーストに端を発した『桐島』も『glee』も、やがてそれを越えた問題を提起せねばならなくなる。 +++ 『桐島』には作者と映画部の間に不自然な近しさがある。イケメンで運動のできる宏樹君に映画部が羨望される件には、どうしても、パンツをおろしている作者の姿が見透かされてしまう。ファインダー越しの作者は、宏樹君の心理に介入し、宏樹君の泣き顔をズリネタにして、自らの承認欲求を充足させている。映写幕を前にしたわたしたちも同様だ。 作者の邪念さらに肥大して、投げ出されたZXM500を痛ましく見つめる橋愛として結実する。これではもはや北米演歌である。 "I Think She Still Cares" である。 映画部を勝ち組にす

    ワナビ地鎮祭 『桐島、部活やめるってよ』『glee』 - 仮文芸
    atoz
    atoz 2020/11/07
    「二十年後、あるいは三十年後。わたしは千葉さおりが描けている自分に気づくことだろう。俺のものになっている千葉さおりを見出すことだろう」