笙野頼子についての掲示板で、あの、田中和生が三田文学の最新号で笙野についてなにか書いているらしいと言う情報をゲット。 Don Quixote BBS ということで、田中和生ブログを開いてみると、おお、寄稿した論文の冒頭部分が載っている。で、読んでみるとこれがすごい。 「三田文学」2008年冬季号:郷士主義!:So-netブログ おれが二、三ヶ月まえに仲俣暁生を批判したなか(実録・「おんたこ」とは何か - Close to the Wall)で、さんざん批判し尽くした(とおれが思っていた)主張が相も変わらず繰り返されているではないか。 二〇〇七年の「群像」十一月号に出た、小説家である笙野頼子の「さあ三部作完結だ! 二次元評論またいで進めっ! @SFWJ2007」という文章は、現在の日本文学における小説家と評論家の関係を象徴するという意味において、注目に値するものだった。なぜならそこで、小説家