プロボクシングの試合を管理・統括する日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、都内で行われた理事会で、男性ボクサーとして復帰を目指している元WBC世界女子フライ級王者真道ゴー(35=グリーンツダ)に対し、トランス男子ルールに基づく特別ライセンスを発行して、スパーリングによる準公式戦出場を認める判断をした。一方で真道が希望していたプロテスト受験は見送った。 トランスジェンダーに関する専門家や研究者、医師などで構成される諮問委員会の答申は、真道の体力測定のデータや女子ボクシングでの実績を踏まえて「プロテスト受験資格をテストケースとして認めることは十分可能」と判断した。 これに対して選手の健康管理を最優先に考えるJBCは「男女の性差の明確なエビデンス、安全の担保されるデータの蓄積、経験が足りていない」などを理由に、プロテスト受験を見送る決定をした。 「打撃を与えて勝敗を競うのがボクシングの特
日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、東京都内で理事会を開き、性別適合手術を経て男性選手としての活動を目指す元世界女子フライ級王者の真道ゴー(36)=グリーンツダ=の男子のプロテスト受検を認めないことを決めた。試合での安全管理の面で見送りになった。 今後、男子選手との試合形式のスパーリングを行った上で安全面などを精査し、データや内容によっては受検を認める可能性があるという。 真道は2017年に手術を受けて戸籍を変更。昨年4月に男子のプロテスト受検を申請した。JBCは医師らによる諮問委員会を開き、協議していた。
真道のプロテスト認めず 性転換選手、準公式戦は許可へ―JBC 2023年07月19日16時32分配信 記者会見する真道ゴー(右)と、所属するグリーンツダボクシングジムの本石会長=19日午後、大阪市 日本ボクシングコミッション(JBC)は19日に理事会を開き、性別適合手術を受けた元世界ボクシング評議会(WBC)女子フライ級王者の真道ゴー(グリーンツダ)について、安全管理に懸念が残ることを理由に男子プロテスト受験を認めないことを決めた。準公式試合は容認する方針。 JBCは、出生時の性別が女性で、性自認が男性の選手に関する「トランス男子ルール」を新たに策定。真道には特別ライセンスを交付し、試合会場で準公式試合として男子選手とのスパーリングを許可する考えを示した。JBCの安河内剛本部事務局長は「準公式試合を重ねることで、今後のプロテスト受験への道筋を見つけたい」と話した。 スポーツ総合 コメントを
真道「受け止める」 男子プロテスト受験認められず―ボクシング 2023年07月19日19時41分配信 記者会見する真道ゴー(右)と、所属するグリーンツダボクシングジムの本石会長=19日午後、大阪市 世界ボクシング評議会(WBC)女子フライ級元王者の真道ゴー(グリーンツダ)は19日、性別適合手術を受けた自身の男子プロテスト受験が認められなかったことを受け、大阪市内で記者会見した。真道は「残念だが受け止める。スポーツはルールの中でやるものなので、決まったことに異議申し立てするつもりはない」と述べた。 今後に向けては「ボクシングをやめるという決断には至っていない。どういう形でリングに上がるか考えたい」と語り、日本ボクシングコミッション(JBC)が認めた準公式試合に出るだけでなく、海外に渡ってプロを目指すことも考えるという。新ルールの策定など、トランスジェンダーの選手についての議論が進んだ点につい
会合で発言するジャーナリストの桜井よしこ氏。奥左は共同代表の片山さつき元地方創生担当相=19日、東京・永田町の党本部女性として暮らす性同一性障害の経済産業省職員に対する省内の女性用トイレの使用制限を違法とした11日の最高裁判決を受け、自民党の「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」(通称・女性を守る議連)は19日、声明を発表した。「特定人の特定トイレについての判決だ」として、「不特定多数の女子トイレにおいて、誤解によって不適切な取り扱いがされないように、女性の安心安全を守るべきだ」と強調した。 議連が19日に党本部で開いた会合では出席者から、判決内容を自治体や企業が拡大解釈し、トランスジェンダー女性(生まれつきの性別は男性、性自認は女性)に女性トイレの利用を認めかねないといった意見が相次いだ。背景には、男性が自らをトランス女性だと主張すれば、女性トイレを利用できると
文部科学省はLGBTなど性的少数者への理解増進法の施行を受け、LGBT団体が学校で講演の実施を申し入れた際に教育の中立性を確保するよう求める文書を、19日の自民党会合で示した。 文科省は、同日に党本部で開かれた「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」の会合で、LGBTなど性的少数者への理解増進をめぐり、これまで自治体などに出した通知や関連資料を改めて示した。 資料では、性同一性障害の児童生徒への対応に関し、LGBT団体が学校で講演の実施を申し入れた際は、教職員に「児童生徒の発達の段階を踏まえた影響などについての慎重な配慮を含め、教育の中立性の確保に十分な注意」を要請した。 自身の性に違和感を訴える子供への支援については、医療機関との連携の重要性を指摘し、「当事者である児童生徒や保護者の意向を踏まえることが原則だ」とした。 関係者によると、文科省が最初に通知を出した当
プロボクシングの試合を管理・統括する日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、都内で行われた理事会で、男性ボクサーとして復帰を目指している元WBC世界女子フライ級王者真道ゴー(35=グリーンツダ)について、本人が希望しているプロテスト受験を見送り、トランス男性ルールに基づいてスパーリングによる準公式戦を認める判断をした。 性同一性障害に悩んできた真道は17年10月に現役引退。性別適合手術を受けて、戸籍も男性に変えた。21年5月に所属ジムの本石会長に男性ボクサーとしての復帰を直訴し、昨年からプロテスト受験を希望しているが、JBCは「ジェンダーの問題なので、いろんな権威の方に諮問をしたり、経過を随分へています」(萩原理事長)と慎重に議論を重ねていた。 理事会後、安河内剛本部事務局長は「安全性が第一で、トランス男性のボクサーとしての安全を担保できるデータの蓄積と、経験値がまだ足りない」と話す
3月までに静岡県などの自治体が導入したLGBTQなど性的少数者のカップルを公認する「パートナーシップ宣誓制度」。浜松市が6月、住民票の続柄を「同居人」以外に、利用者の希望に沿って親族に近い関係性を示す「縁故者」を選べるようにするなど、行政サービスが拡充している。一方、同様の対応を認めていない市町も多く、自治体によって差が生じている。 「見た目と、戸籍上の性別とのギャップに困惑した市職員に、全ての事情を説明するほかなかった」。2020年に浜松市でパートナーシップ宣誓し、市内で暮らすトランスジェンダー(出生時に割り当てられた性と自認する性が一致しない)の20代男性は昨春、戸籍上同じ性別のパートナーと市内で転居した際の手続きで苦労した。一見すると、男女の夫婦に見える2人。住民票の続柄が「同居人」であることに戸惑った職員が関係性について、説明を求めてきたという。 トランスジェンダー男性は普段は父親
自民党の「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」の会合で発言する共同代表の片山さつき元地方創生担当相。右は橋本聖子参院議員=19日午前、東京・永田町の党本部 自民党の有志議員でつくる「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」は19日、党本部で第2回会合を開いた。性同一性障害の経済産業省職員に対する省内の女性用トイレの使用制限を違法とした最高裁判決について議論。LGBTなど性的少数者への理解増進法施行を受けた政府の取り組み状況の報告も受けた。 共同代表に就いた橋本聖子参院議員は冒頭で「国民の皆さんの不安に寄り添うためにしっかりとした基本をつくっていかなければならない」と強調。ゲスト参加したジャーナリストの桜井よしこ氏は最高裁判決に関し「一般論に拡大させていくことは、社会に混乱を起こす」と指摘した。
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女性から男性に性別を変更し、結婚してパパになった兵庫県宍粟市の前田良さん(41)が12日、同市山崎町の山崎高校で、自身の生い立ちや多様な性の在り方について講演した。性で悩む人との付き合い方について「理解は難しいかもしれないが、否定せずに受け止めてほしい」と呼びかけた。 生徒に性の多様性について正しい知識を身につけてもらおうと、同校が2年前から前田さんに講演を依頼しており、今回は1年生ら約170人が参加した。 前田さんは子どもの頃から心と体の性の不一致に悩み、思春期で体の変化が表れた時は「絶望した」と振り返る。入学した県外の女子高では、先輩から「男が女装して入ってきた」と冷やかされ、スカートをはきたくないと教員に訴えた際は、「我慢しろ」と理解されなかったという。 就職後に性転換の手術を受け、戸籍上の性別を変えて結婚。第三者から精子提供を受けて子どもに恵まれたが、公的には父として認められなかっ
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