ウィズコロナ時代の飲食店の新たな施策として注目を集める配膳ロボット。直近では、株式会社幸楽苑ホールディングスが自動配膳ロボット「K-1号」をラーメン業界で初導入(試験導入)したり、回転寿司「すし銚子丸」が自律歩行型AIロボット「サービスショット」が試験導入したりと拡がりをみせている。 そんななか、横浜中華街の広東料理店「招福門」は、AIを活用した非接触型自動配膳ロボット「T5」導入の実証実験を開始する。 音声や表情の機能も実装「T5」は、天井に取り付けられた赤外線センサーによるタグナビゲーションで移動し、障害物の自動回避、エレベーターの乗降、到着後の音声でのお知らせ、顔表情でのコミュニケーションなど実に多機能な製品。 開発元であるKeenOn Robotics社は、マルチセンサーと最新のSLAM技術を駆使し、停止位置の誤差10mmという精度を実現している。 このたび試験導入される「T5」は