高校の時、授業中によく自分語りを始める教師は、29歳まで生きて、それでも自分が嫌いなら死んでもいいと語った。 とりあえず、29歳までは懸命に生きてみようと思った。 本題からはずれるが、「インターネット」の存在は、その教師の雑談で知った。その点でも感謝している。 29歳の時、周囲よりやや早かったが、結婚した。 「死にたい」と思う原因のほとんどは、親にあると気づいた。その後、「毒親」という概念を知る。 毒親のせいで、自分がずっと嫌いだった。 しかし、今でも自分が嫌いだ。子どもを持てない経済状況なら、無理に籍を入れる必要はなかった。 独身非モテが世の中を恨む理由は、よくわかる。結婚しても、子どもを育てなければ独身と同じ。 才能あふれる成功者や、友人の多いリア充に憧れ、他人を羨んでばかりの自分が嫌いだ。