“ゲーム人口の拡大”が基本戦略 任天堂の経営方針説明会は、岩田聡代表取締役社長からプレゼンテーションが行われたあと、質疑応答に答える形で開催された。 任天堂 代表取締役社長 岩田聡氏 岩田氏はまず、現状のビデオゲーム産業における課題として、グラフィックの進化やゲームの複雑さの追求による市場拡大方法はすでに飽和しており、遊ぶために必要な時間とエネルギーは限られており、ゲームを始める前から自分には無理だと思っているユーザーが増えているおり、ゲーム離れが進んでいると述べた。 プレゼンテーションで示された資料。2004年は若干持ち直したものの、1997年をピークとしてソフトウェアの売り上げは減少傾向が続いている 岩田氏は、任天堂の基本戦略は“ゲーム人口の拡大”にあるとし、ゲーム離れ減少に対して出した答えが、2004年に発売した「ニンテンドーDS」であり、これによりビデオゲームの定義が広がったことを
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