2011年9月6日〜8日の3日間、神奈川県のパシフィコ横浜・国際会議センターにて、ゲーム開発者の技術交流などを目的としたCEDEC(コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス) 2011が開催されている。 ここでは9月7日に行われたセッション“グリーにおけるスマートフォン向けソーシャルゲームの創り方”の模様をお届けしたい。登壇者はグリーの開発本部 ソーシャルプラットフォーム統括部の伊野友紀氏と、アドビシステムズのアンディ・ホール氏のふたり。 まずは現状のマーケットの確認から。伊野氏が考える現在ビジネスができるマーケットは、ブラウザ、iOS、Androidの3つ。そのなかで伊野氏はまずApp Storeに注目。スライドに映し出されたのは、App Storeランキングのトップセールスカテゴリー。『シュタインズ・ゲート』や『ファイナルファンタジー タクティクス』、『バイオハザー