「この37年なんだったのか」 ダム中止で移転住民
県が計画した住田町の津付（つづき）ダムは２８日、１９７７年以来の大規模事業に終止符が打たれた。住民は長期間にわたる幾度の計画見直しに翻弄（ほんろう）された。「この３７年はなんだったのか」。やり場のない思いが交錯する地権者、曲折をたどったダム建設事業の変遷、ダムがない中で求められる治水対策を追った。 「裏切られて、裏切られて、言いくるめられた」。やむなく移転した住田町世田米の林業佐藤太一さん（６７）は、積もり積もった長年の思いを吐き出した。 同町世田米子飼沢地区。津付ダム建設事業に伴い、水没が見込まれる９世帯が移転した。今は草木が生い茂り、土砂置き場だった痕跡があちこちに残る。セミの鳴き声、川のせせらぎは変わらないが、人の営みは消えた。 移転した６０代の女性は、今でも春先になると山菜採りで自宅跡地を訪れる。母屋、離れ、湧き水を引いた場所。草木に覆われたかつての生活の場は、いつ眺めても、どこに
稼働率100%をねらってはいけない | タイム・コンサルタントの日誌から
多くの製造業においては、工場の稼働率が、重要な管理指標として今も使われている。3週間前のエントリ「原価の秘密 － なぜ、黒字案件だけを選別受注すると赤字に陥るのか 」（2014/07/06）でも説明したように、製品の個別原価を計算する際、材料費や労務費などの他に、製造機械の使用時間に応じた費用を含めるのが普通だ。その製品の加工作業で、製造機械が何時間必要だったかをベースに、機械のコストをチャージする。いわば“機械の使用料”だ。 個別の機械1時間あたりの使用料単価を『機械賃率』と呼ぶが、これは各機械の年間の維持費用（減価償却費等）を、年間の実稼働時間で割って計算する。機械の遊んでいる時間が多いほど、実稼働時間は減るから、同じ作業をしていても原価が上がる、というのがふつうの会計の仕組みだ。だから、製造業では稼働率を上げるべく、あれこれと努力するという訳である。 そして、前回のエントリを読まれた
あまちゃん人気続く…「潮騒のメモリー」久慈限定盤、ロケ地4ヶ所で発売
昨年、社会現象化したNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の舞台となった岩手県久慈市では海女の素潜りシーズンが到来。今年も多くの観光客で賑わいをみせるなか、ドラマの劇中歌としてヒットした天野春子（小泉今日子）が歌う「潮騒のメモリー」の“久慈限定ジャケット盤”が発売されたことがわかった。 【写真】その他の写真を見る 久慈でしか入手できない、アナログ風紙ジャケ仕様のジャケットは全部で3種類。ドラマの舞台となった架空の街「北三陸」の“残念なお土産”をコンセプトに、袖が浜の記念スタンプ風のAタイプ、K3RKDNSP（北三陸を今度こそ何とかすっぺ）バージョンのBタイプ、薬師丸ひろ子が演じた鈴鹿ひろ美がリリースしたPRINCESS RECORDバージョンのCタイプ。それぞれあまちゃんファンにはたまらない小技の効いたデザインとなっている。 販売されるのは、「三陸鉄道久慈駅・観光案内所」をはじめ、「道の駅くじ
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