“ThinkPad”シリーズいえば、特に堅牢性とキーボードの品質の高さで知られるノートパソコンブランドだ。決して派手さはないが、その質実剛健のつくりから、昔からの愛用者が多い。その品質を支えているのが、製造拠点である神奈川県の大和研究所だ。ThinkPadの品質はいかにして生み出されているのか? 6日にレノボ・ジャパン(株)が開催した、同研究所のプレスツアーの様子をお届けする。 ThinkPadはもともとは米International Business Machines社(IBM)のパソコンブランドだったが、2004年にIBMがパソコン事業を売却したことにより、現在では中国の聯想集団有限公司(Lenovo(レノボ))がThinkPadを販売している。販売会社は代わったものの、開発自体は旧IBMのチームが引き続き行っている。今回の見学会では、IBM時代から続く、過酷な耐久試験(トーチャーテス