島上純一氏は、「一消費者としての視点から考えると、4割値段が下がるのは大歓迎、素晴らしいということになるかと思います」としながらも、「実際にビジネスをやっていて、売価を4割下げられる余地があるというのは余程美味しい商売、普通こんなことはありえない」と、チクリ。「自由主義経済のなかで、政府の方から値段を下げろという圧力がかかることに関しては、非常に不思議だと思います」とも。 とは言え、「消費者にとって値段が下がるのは悪いことではないので、異議を唱えるつもりはありませんが、自由主義経済というのは競争によって値が下がっていくもの、そういった中で値下げの余地が残るということは、競争が活性化していないという証左なのかなという理解です」と、価格の競争原理が十分に働いていない面を、ある程度認めているようです。 「そういったなか、MVNOが導入され切磋琢磨していると理解しています。ある程度競争環境を作って