アマゾンのAI(人工知能)アシスタントの「アレクサ」は、現状よりも人間味のある会話を行おうとしている。アマゾンは11月26日、開発者向けブログで、米国ユーザー向けにアレクサのボイスに様々なトーンを加えるとアナウンスした。 このアップデートで開発者は、アレクサの声の調子をハッピーな感じやエキサイトした感じ、落胆したトーンや親身さを感じさせるトーンなどに変化させられる。アマゾンによるとこれらの声のトーンは、ゲームやスポーツ関連のスキルで特に効果的だという。 例としてあげられたのは、トリビアのクイズに全問正解した場合に、アレクサが興奮した声で反応することや、ユーザーが応援するスポーツチームが試合に敗れた場合に、落胆した声でそれを伝えることなどだ。 アマゾンは以前から、アレクサのボイスにイントネーションを加えてきた。今年1月には、テレビのニュースキャスターのように特定のワードを強調する機能を追加し