オープンソースのmacOSアプリケーション用アップデート・フレームワーク「Sparkle 2.0.0」がリリースされています。詳細は以下から。 Sparkleは元AppleのAndy Matuschakさんが2006年に公開したオープンソースのmacOSアプリケーション用のアップデート・フレームワークで、現在もMac App Store外で公開されている多くのアプリで利用されていますが、このSparkleのメジャーアップデートとなる「Sparkle 2.0.0」が正式にリリースされています。 Sparkle 2.0.0 Support for Sandboxed Applications (Zorg) Support for writing custom user interfaces (Zorg) リリースノートより抜粋 Sparkle 2は新たにSandboxedアプリやカスタムインタ
2021年12月15日、JPドメイン名を管理運用する「株式会社日本レジストリサービス(JPRS)」が、恒例となっている2021年度版の「ドメイン名重要ニュース」を発表した。JPRSのドメインネームニュース担当者が選んだ今年の話題とは? 1位:DNSの運用ミスによる大手SNSなどで大規模障害が発生 今年の1位に選ばれたのは、SlackやFacebook(Instagram、Facebook Messenger、WhatsApp、Oculusを含む)という世界的なサービスで相次いだDNS障害の話題である。読者の中にも影響を受けた方が多いのではないだろうか。かく言う筆者も、それらの影響を受けた一人である。 Slackのケースにはいくつかの段階があるが、同社の公式ブログ[*1]を見る限り、いったん有効にしたslack.comゾーンのDNSSECを解除する際の判断にミスがあったようである。通常、DN
初めに サイボウズ・ラボの光成です。 いきなりですがクイズです。次のうち正しい説明はどれでしょう。 SSHやFIDO2などの公開鍵認証はチャレンジを秘密鍵で暗号化し、公開鍵で復号して認証する。 ビットコインでは相手の公開鍵を用いてハッシュ値を暗号化して相手に送る。 TLS1.3ではサーバ公開鍵を用いてAESの秘密鍵を暗号化する。 答えはどれも間違いです。 公開鍵認証は、(デジタル)署名を使って相手先の正しさを検証するものであり、暗号化は行われません。 同様にビットコインもデータや相手の正当性を確認するために署名が用いられ、暗号化は行われません。 TLS 1.3ではRSA暗号の公開鍵を用いて暗号化する方式(static RSA)は廃止され、ECDH鍵共有された値を元に秘密鍵を生成し、AES-GCMなどの認証つき暗号で暗号化します。 公開鍵暗号とは いわゆる公開鍵暗号には大きく2種類の意味があ
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