本日arrowsシリーズのスマートフォンを展開していたことで知られるFCNT株式会社が、民事再生法適用を申請した。5月15日に京セラがコンシューマー向け携帯電話事業から撤退したニュースに続き、FCNTも事実上の携帯事業からの撤退となる。 このような結果になった背景には、どちらも共通して総務省の2万円値引き規制が大きく影響していると考える。 FCNTと京セラの共通点。廉価な機種が中心のラインナップ 廉価端末へのシフトはキャリアにて2万円規制の下で数を売るための苦肉の策。 根拠のない2万円規制。キャリアの法外なiPhone優遇の果てに散った日本メーカー FCNTと京セラの共通点。廉価な機種が中心のラインナップ FCNTと京セラが販売したスマートフォンの共通点は、供給している端末の価格帯だ。コンシューマー向けの携帯電話は、ハイエンドより廉価な機種で売り上げを占める傾向があった。 FCNTの場合、