大阪の新型コロナウイルス感染状況がひどいことになっている。 通常、私の予測は当たらないことのほうが多い。というよりも、社会的なできごとに関しては、必ずやハズれることになっている。 ところが、今回のこの事態に関しては、2月の段階から懸念していた通りの展開になっている。つまり、先読みがドンピシャリで的中しているわけだ。これは、とても珍しいケースだ。 予測が当たってうれしいのかというと、無論、そんなことはない。 むしろ、先行きを考えて、憂鬱になっている。 というのも、話題の「まん延防止等重点措置」の内容の薄さにあきれているからだ。 「マンボウ」という4音節略称の軽佻さについては、いまさら指摘するまでもない。より深刻なのは、その薄っぺらな響きの四文字略称を早い時期からマスメディアの中で連呼し続けていた電波有識者たちが、一向に発言力を失っていないことだ。 「マンボウ」を推し進めている人々は、例によっ
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