J1リーグは残り4節となり、優勝争いは柏レイソル、ガンバ大阪、名古屋グランパスの3強に絞られたと言える。あとは現時点でトップの柏がいつも通りプレーできるかどうか、残り3試合、2試合となった時、極限の状態になって精神的にどうなるかというところ。経験のあるG大阪や名古屋はここからそれほど慌てることはないし、その強さがある。逆に柏はみんなで勢いよくまとまるのが強さであって、それがまとまらなかった時にどうなるかがポイントとなる。G大阪や名古屋は競り合った時の強さがあるが、柏が現在の勢いのまま押し切る可能性も十分にある。 残り試合に向けての注目選手を挙げるとすれば、名古屋は高さを生かした攻撃のバリエーションを出せるケネディ。柏は結果に絡んでいるジョルジ・ワグネル、G大阪はやはり遠藤保仁、それに決定力のあるラフィーニャとイ・グノになる。柏の北嶋秀朗や工藤壮人も含めて終盤になってストライカーが活躍して