東京オリンピック・パラリンピックが間もなく開幕します。 ここまで盛り上がりに欠けるように感じるオリンピック・パラリンピックは過去に無いのではないでしょうか。また、日本国民の間では、オリンピック・パラリンピックの開催に反対する人も相応に存在するでしょう。 このオリンピック・パラリンピックですが、その経済効果はどの程度だと当初は想定されていたのでしょうか。オリンピック・パラリンピックを強行開催しないと日本にとっては大きな損失だったのでしょうか。 今回は、オリンピック・パラリンピックの経済効果について2017年に試算された数字を、開幕直前のこのタイミングで確認してみたいと思います。 直接的効果 レガシー効果 所見 直接的効果 では、早速にオリンピック・パラリンピックの経済効果についての2017年当時の試算を確認していきましょう。 以下は、東京都 オリンピック・パラリンピック準備局が2017年4月
![オリンピックにより想定されていた経済効果を改めて確認しておく - 銀行員のための教科書](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/10b7ea6bc97ab7180a49d8556f3b9cc68908fd3b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnaoto0211%2F20210720%2F20210720175927.jpg)