PAGES D'ECRITUREフランス語の勉強のために、フランスの雑誌 Le Nouvel Observateur や新聞の記事を日本語に訳して掲載していました。たまには、フランス語の記事と関係ないことも書きます。 フランスの新しいインタラクティブ・メディア、Rue89 は時にマスコミとは違う視点を提供してくれます。 先日のベネズエラにおける、国民投票による憲法改正案の否決に関して、現実の敗者は誰かということに関する記事もそういう意味で、興味を惹かれました。私が知らないだけで、既にどこかで言及されているかもしれませんが、適度の長さだったこともあり、紹介します。 アメリカにとって、ベネズエラの政権は「独裁者」でなければ困るわけで、社会主義が暴力革命ではなく民主的な選挙で樹立されては困るという、かつてのチリに対する態度が連想されます。 『ウーゴ・チャベス: 新保守主義者たちの逆説的な敗北』
【カラカス=松島良尚】ベネズエラのチャベス大統領は三日の国営テレビの電話インタビューで、自身が提案した憲法改正案が前日の国民投票で否決されたことについて、「われわれは何も失っていない。責任の追及はしない。おそらく公然と社会主義プロジェクトを開始するほどわれわれは成熟していないということだ」と述べました。 同時に、「もっと成熟し、自分たちの社会主義を建設し続けなければならない」と語り、今後も社会主義へのプロセスを探求していく姿勢を明確にしました。 また、国民投票の結果を分析、教訓化する重要性も強調。反対派が昨年の大統領選で得た四百三十万の野党候補票を維持したのに対し、賛成派は当時のチャベス票より三百万票減らしたと指摘しました。大統領は、国民投票の結果判明後にアルゼンチン、エクアドル、キューバ、ニカラグアの各首脳から激励の電話を受けたことを明らかにしました。 チャベス大統領の国民向け演説(要旨
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