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ブックマーク / somethingorange.net (8)

  • 『女はポルノを読む』&『欲望のコード』。 - Something Orange

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    baisemoi_bullet
    baisemoi_bullet 2009/07/10
    性別以前に人間が……も少し細かく言えば個人が、権力に向いてない。
  • 恋が女をダメにする。 - Something Orange

    さっきまでかんでさん(id:kande-takuma)とスカイプで長話をしていたんですけれど、なかなか興味深い内容だったので、書きとめておきます。 何の話かというと、小説漫画における女性人物の話。なぜそんな話になったのか憶えていませんが、とにかくもっと魅力的な女性人物を見たいよね、という話題で盛り上がったのでした。 ここでいう魅力的な女性人物とは、単に「可愛い」キャラクターを指すわけではありません。そういうキャラクターならもちろん、たくさんいる。 そうではなく、最も魅力的な男性人物に伍して対等に渡りあえるだけの魅力と、存在感と、「格」を備えた人物のことを指します。 もちろん、ぼくも「可愛い」女の子は好きだけれど、しかし、それほど強く惹かれるわけではない。いってしまえば、「可愛い」という時点でもうダメなんですね。なぜなら、「可愛い」という言葉を使う時、既に上から目線になっているから。 たと

    恋が女をダメにする。 - Something Orange
    baisemoi_bullet
    baisemoi_bullet 2009/07/01
    “格”の定義もそうだけど、その作品選びも作品の読み取り方も、「先に結論ありき」になってしまってる気がする/つ「舞姫」男キャラが恋愛を捨てた結果、格がどん底まで墜落したでござる(作者の意図を越えて)
  • 男が少女漫画を読むということ。 - Something Orange

    はてな匿名ダイアリーで少女漫画の話が盛り上がっている。 「俺、少女漫画好きだよ」と言う男に、好きな作品や作家を聞いて24年組の名前があがってくるとげんなりする。心底がっかりする。24年組は私も大好きだし、素晴らしい作家さんだと思うけども、臆面も無く萩尾望都・大島弓子の名を挙げる人のほとんどが、それ以外の少女漫画を読んでいないんだもの。それどころか、その24年組作家さんの最近の作品も読んでいない。せめて「バルバラ異界」ぐらい読んでから言ってもらえませんかね。 「少女漫画を理解する心の広い俺」 極論である。 この書き手の経験則としては正しいのかもしれないが、一般論としては、「臆面も無く萩尾望都・大島弓子の名を挙げる人のほとんどが、それ以外の少女漫画を読んでいない」とはとても思えない。 しかし、この意見に対し、id:msknskさんは「最近まで、24年組以降の少女マンガについての評論はあまりに少

    男が少女漫画を読むということ。 - Something Orange
    baisemoi_bullet
    baisemoi_bullet 2008/12/11
    最近のしか、読んでないなあ……24年組とか、「名前だけ知ってる」のままでなく、いつかは読んでみた方がいいと思ってはいるんだけど。
  • このゲームにはルールがない。 - Something Orange

    以下はぼくの書いた「2次元はひとを裏切る」に言及した記事からの引用である。 作り手にとって裏切りとは読者への(物の)悪意ではなく、多くの場合、読者とのゲームである。もっと正確に言い換えるなら、「読者としようと望んでいた」であろうゲームだという事。 たとえば、処女だとイメージされていたキャラに突然、非処女属性が提示されたなら、受け手は恐らく「処女性」について認識を揺さぶられ、それについて何かを考えるだろう。そして、それを挟んで物語がどう転がるかを見守るだろう。作家はその視線に応えて、更に裏切るか、あるいは期待に合わせるか、あるいは期待以上の事をするかを選ぶ。そういうゲームだ。 気で読者に悪意(殺意)を企てて作品を突きつける作家など、文学史でも極めて稀な位の存在だろう。 そのゲームが根的な所で成立しない人がいる。彼らは作品への期待や固定観念が揺さぶられる事さえ読者への人格否定として受け取

    このゲームにはルールがない。 - Something Orange
    baisemoi_bullet
    baisemoi_bullet 2008/11/17
    “「読者がゲームから降りること」まで含めてゲームなのだ”
  •  『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange

    尾崎紅葉の『金色夜叉』を読んでいます。 金色夜叉 (新潮文庫) 作者: 尾崎紅葉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1969/11/12メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る 尾崎さんちの紅葉さん、いまとなってはほとんど読むひとのいない作家だけれど、明治時代には最大最高のベストセラー作家でした。 その代表作が『金色夜叉』。「ダイヤモンドに目がくらみ〜」という一句を耳にしたことがあるひとも多いのではないでしょうか? 実はぼくもその一節だけ知っていました。 ところが、この台詞、小説をもとにした歌謡曲に出てくるもので、原作には登場しないんですね。 あと、 「來年の今月今夜は、貫一は何處(どこ)で此月(このつき)を見るのだか! 再來年(さらいねん)の今月今夜……十年後(じふねんのち)の今月今夜……一生を通(とほ)して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも

     『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange
    baisemoi_bullet
    baisemoi_bullet 2007/12/28
    「金色夜叉」について(テレビや雑誌で)語られる時、貫一のダメさがあまり言及されない気もする……アレを「男の反応として当たり前」とするみたいな共通理解の空気が漂ってて。
  • 美少女という名の神、多神教の時代。 - Something Orange

    エロゲについての熱い語りを目にするたびに思うんですが、エロゲから「男性向け」「美少女」という枠を外せないかぎり、むなしい熱なんじゃないでしょうか。 美少女という神がいないと成り立たない世界は、その神を信じない人間には、歪んだものにうつるのでは? これはやおいも同じことで、「男二人」という神を信じるかどうかで、まるで違うものになってしまう。エロゲもやおいも好きなのですが、限界も感じてしまいます。 すっかり遅くなってしまいましたが、お返事します。 結論からいうと、ぼくは特にむなしいとも思いません。 たしかに、ぼくがいくら「これはおもしろいよ!」と叫んだところで、すぐに認められるものでもないでしょう。 でも、現実に優れているものは優れているし、おもしろいものはおもしろい。たとえだれ一人認めてくれないとしても、ぼくがそう感じることはやめられない。 ぼくは別にエロゲが全部優れているとは思いません。大

    美少女という名の神、多神教の時代。 - Something Orange
    baisemoi_bullet
    baisemoi_bullet 2007/12/18
    携帯小説だろうとエロゲだろうと。ジャンルの価値に主観的な序列はあり、客観的な序列はない。よく考えてかなくてはならない……「退廃文化追放」を唱和させられる羽目になる前に。
  • アイデンティティなんていらない。 - Something Orange

    アラブ人はばかだって? アラビア数字を発明したのは彼らだ。 一度、ローマ数字で 長々しい筆算の割り算をやってみるがいい。 カート・ヴォネガット『国のない男』 アイデンティティなんてご大層なもの別にいらないよ、という趣旨の記事を書こうと思ったんだけれど、どうも上手く行かない。 仕方がないから、書きたいことを順番に書き並べて行くことにしようと思う。まとまりを欠く記事になるかもしれないけれど、どうかご容赦ください。 アイデンティティがどうこうといっても、勿論、アカデミックなバックボーンがあるわけではない。ただぼくはこう思うようになった、というだけの話である。 アイデンティティという言葉が、学問的にどう定義されているのか、それすら詳しくは知らない。 とりあえず、はてなキーワードにはこのように記されている(ちなみに、「アイデンティティ」でGoogleとこの記述が一番上に出て来る)。 自我同一性、自己

    アイデンティティなんていらない。 - Something Orange
    baisemoi_bullet
    baisemoi_bullet 2007/12/06
    突き詰めるなら「我々」への帰属も「我」への帰属へと……題はこれで合ってると思える。「私が私である事」は最終的な差別意識なのかもしれない。
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