スト労働者に発砲、3人死亡=首都で警官隊−カンボジア 3日、プノンペンで、警官隊と衝突する縫製工場労働者ら(AFP=時事) 【バンコク時事】カンボジアの首都プノンペン郊外で3日、賃上げを要求してストライキを行っている縫製工場労働者らに警官隊が発砲し、警察によると、3人が死亡、2人が負傷した。 数千人の労働者らが工場前の道路を封鎖し、これを排除しようとした警官隊と衝突。労働者側も棒や石、火炎瓶などで武装して応戦した。労働組合幹部や人権団体によると、約10人の労働者が重傷を負い、死者は4人との情報もある。 プノンペンでは2日にも労働者らと軍部隊が衝突し、労働者ら少なくとも15人が負傷したと伝えられていた。 縫製工場労働者らの賃上げをめぐっては、政府側は最低賃金を現行の月額80ドル(約8300円)から2018年までに段階的に160ドルに引き上げる計画を提示。労働者側は直ちに160ドルに引き
小野島大の「この洋楽を聴け!」第8回:ザ・スミス/ゲスト:ヤマジカズヒデ、筒井朋哉 2014.01.02 16:50 今回は80年代の英国ロックにあまりに大きな足跡を残したザ・スミスを取り上げます。 ザ・スミスはニューヨーク・ドールズ・ファン・クラブの会長だった文学青年モリッシー(vo)と、当時まだ10代ながらすでにギタリスト/作曲家としてキャリアを積んでいたジョニー・マー(g)を中心に1982年結成。パンク/ニュー・ウエイヴ・ムーヴメントが一段落した英国マンチェスターにて活動を開始し、1983年にデビュー、1987年の解散までに4枚のオリジナル・アルバムと17枚のシングルを発表しました。モリッシーのねじれたユーモア感覚と毒に満ち、労働者階級の若者の心情を切実に投影した歌詞と、マーの表情豊かで美しいギター・サウンドが融合した世界で、特に英国では大きな支持を集めました。 いつもとは趣向を変え
NEWSポストセブンの年始恒例企画、直木賞作家石田衣良氏へのインタビューをお届けする。「文化が寡占化する日本」。(取材・構成=フリーライター神田憲行) * * * 今の日本で嫌なのは文化的に寡占傾向が進んだということです。小説の世界でもアイドル、ドラマでも同じだと思います。誰かが何かを「面白い」と言えば、すぐ行列が出来ちゃう。行列の先になにがあるかわからないけれどとにかく並んでおくか、という貧しい時代のソ連のようですね。 たとえば僕がいる小説の世界で言うと、フロー(新刊)は売れてもストック(古典)が全く売れないんです。いま生きている作家でも死んだら途端に売れなくなります。あまり表に出てないですが、リーマンショック以降、作家の3分の1は厳しい状況ですよ。でも出版界全体の売り上げはピーク時の3分の1が落ちたところ。音楽CDのように半減していませんから、これからもっと落ちるかもしれない。 原因み
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2012/nov/13/obama-ground-floor-thinking The Guardian, Tuesday 13 November 2012 20.59 GMT バラク・オバマはどのようにして再選を勝ち取ったのだろう? 哲学者ジャン=クロード・ミルネール*1は最近「安定志向の階級」という概念を提案した。古めかしい支配階級ではなく、現存する社会/階級/政治秩序の安定と持続に傾倒するあらゆる人々。変化を要求する時でさえ、実はなにも変化しないことを確実にするために変化を叫ぶ、そんな人たちの階級。今日の先進国において、選挙で成功を収めるための鍵となるのは、この階級を取り込むことだ。ラディカルな改革者として認知されているとは到底言えないオバマは彼らを取り込み、果たして彼は再選された。彼に投票した多数派の人
米首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で医療保険登録サイト「Healthcare.gov」を見る女性(2013年12月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【1月2日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が推進している医療保険制度改革法(通称オバマケア、Obamacare)の下での新しいプランでの保険適用が1日、始まった。今後は、これまで保険に加入できなかった数億人の米国人も医療保険の恩恵にあやかることができるようになる。オバマケアの実施をめぐっては、10年に成立して以降、政府機関が閉鎖するなど政治的な混乱をもたらしてきた。 2014年1月1日以降、持病を理由に保険会社が医療費の支払いを拒否することや、基本的な部分において年間の支払総額に上限を設けることが違法となった。これまで、保険会社による支払の拒否や支払額の上限設定によ
東京五輪が開催される2020(平成32)年、日本、世界に構造的な変化が起きているという見方が多い。これからの6年間、日本はどこに向かうのか。連載「貳阡貳拾年」でその道筋を探る。第1部は、国内外のキーパーソンや識者ら111人をインタビュー。そこから未来の予想図を描く。◇気概ある国へ 「(憲法は)改正済みですね」 安倍晋三首相はこう明言し、20年についてこんな未来予想図を描く。 「その段階で日本は完全に地位を回復し、地域や世界の平和と安定に大きく貢献し、尊敬のまなざしで見つめられる国になっていたい。日本が地位を高めていくことで、アジア地域もバランスを回復する」 新設された国家安全保障会議(NSC)の事務局となる、「国家安全保障局」初代局長に内定している谷内正太郎内閣官房参与も同様の見方を示す。 「今の状況で日本経済が強力になっていけば、憲法改正は9条部分を中心にそのころにはできている」 それで
【ワシントン=島田峰隆】昨年11月の選挙で米国最大の都市ニューヨークの市長に当選したビル・デブラシオ氏(民主党)の就任式が1日、市内で行われました。デブラシオ新市長は「不公正と不平等とたたかう都市」を目指すと語り、経済格差の是正の公約実現に取り組む姿勢を強調しました。 デブラシオ氏は就任演説で、「われわれの愛する町を駄目にする危険のある経済的、社会的な格差を終わらせる必要がある」と指摘。年収50万ドル(約5300万円)超の富裕層を対象とした増税、有給病気休暇の拡充、就学前教育の充実、低所得層向けの住宅建設などに着手すると述べました。 人種差別的に行われているとして違憲判決が出た警察による通行人の所持品検査については、「有色人種の市民の尊厳と権利を守るために改革を行う」と言明しました。 12年間市長を務めた大富豪のブルームバーグ氏(共和党)のもとでニューヨークは経済的には発展しました。しかし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く