国連訓練調査研究所(UNITAR)観測衛星応用計画(UNOSAT)が公開した、8月27日に撮影されたシリアのパルミラ遺跡のベル神殿の衛星写真(上)と、8月31日に撮影された同じ場所の衛星写真(下)。神殿があった場所に残るがれきが写されている(2015年8月31日公開)。(c)AFP/UNITAR-UNOSAT/AIRBUS DS/URTHECAST 【9月1日 AFP】国連(UN)は8月31日夜、シリアのパルミラ(Palmyra)遺跡にある有名なベル神殿(Temple of Bel)が破壊されたことを衛星写真で確認したと発表した。 国連訓練調査研究所(ユニタール、UNITAR)は8月30日にパルミラで発生した強力な爆発の前と後に撮影された衛星写真を公開。「ベル神殿の中心となる建物と、そのすぐそばにある柱の列が破壊されたことが確認された」と発表した。 ベル神殿での爆発は31日に明らかとなり、