この人が化けてくれるのをもう2年間も待っていた。 ジェレミー・パクスマンという凄腕のブロードキャスターを あのジェレミー・コービンがここまで政治家らしくハンドルすると誰が予想できただろう。 同じ番組に出演したメイ首相が小物に見えるほど、コービンは政治家になりつつある。 それが悪いことのわけがない。 美しい理想の世界ではなく、リアルな英国社会に生きるわたしたちにとっては。 未来のための投資とそれを可能にする経済成長。若者を育てる社会。 自分の理念を頑なに主張するだけでなく、聞く耳を持つ謙虚なリーダーが必要。 という彼の主張に、21世紀の左派がここにいると思った。レフト3.0だ。 あとはこの人をバックアップする、経験豊かで実務能力のある側近が必要。 労働党はそこのところをきちんと考えてまとまってほしい。