新型ゴールドウイングの注目点に迫る(後編) ダブルウィッシュボーンに死角なし? 2017/12/04 8:00 ヤングマシン(マツ) ここまで、2回に渡って注目点をお伝えしてきた新ゴールドウイング。その外観を眺めていて驚くのは、フロントタイヤとエンジンの異様な接近っぷりではないだろうか。いうまでもなく、今回の大命題「車両のコンパクト化」の一環なわけだが、その立役者と言える存在こそ、新採用のダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションなのである。 前輪とエンジンのすき間をギリギリまで詰められる新型ゴールドウイングの大命題が「車体の軽量コンパクト化」なのは先に述べた。そして、そのハイライトと言えるのがフロントのダブルウィッシュボーン式サスペンションだ。車体をコンパクト化するためには、とにかくフロントタイヤとエンジンのクリアランスを詰めたい。 ならば、それを達成可能なフロントサスペンションには