DATA 2014/04 PROJECT NAME 3-PRING PRODUCT PHOTO Masayuki Hayashi 「つくる」をつくる。 過去の曲や音源の一部を引用して新しい曲を作りだす、音楽におけるサンプリング技法のように、既製品を引用し、3Dプリンターで制作したオリジナル部品を組み合わせ、全く違う用途で使用したり、より自分らしい使い方を追求する、製品との新しい関係性の提案。この時3Dプリンターは、その可能性を飛躍的に高める音楽機材のように考える事が出来る。プラスチック製品と の勘合部品や、既製品特有の規格サイズを利用した部品を3Dプリンターで制作する事で、3Dプリンター時代の新たなサンプリングが生まれる可能性が広がっていく。このような視点で考えると、店頭に並んでいる製品は完成品ではなく、半完成品、つまり、創造のための素材と捉え直すことが出来る。 この視点の変化こそが、この