あ~やだ、オミクロンの大寒入り。今年は寅年ということをすっかり忘れていた。 なので、「ガオー」と虎のひと吠え、気持ちだけでも元気を出したい。 ちょっと出費がかさんでしまったが、寅年にちなんで、今回はスペシャルバージョンで行こうと思う。 虎屋の小形羊羹(5種セット)を買い、あのシングルモルトウイスキーのロールスロイスとも言われる、スコッチ「マッカラン」をゲットし、寅年のスタートにこの究極の(?)マッチングを試してみたくなった。 タネを明かすと、好きな作家のひとり、開高健(1930~1989)の不思議な楽しみ方を思い出したからだ。 師匠はこの組み合わせに独特のこだわりを持っていて、それはウイスキーは「マッカラン」、小形羊羹は「夜の梅」でなければならない、というもの。 1年ちょい前の晩秋、とらや赤坂店地下で開催された「YOKAN展」の片隅でもそのことが紹介されていて、私もいつか試してみたいなあ、