パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファの病院で、シファ病院から退避してきた乳児の看護に当たるパレスチナ人の医療従事者(2023年11月19日撮影)。(c)Mohammed ABED / AFP 【11月20日 AFP】世界保健機関(WHO)は、パレスチナ自治区ガザ市(Gaza City)にあるガザ地区最大のシファ(Al-Shifa)病院から乳児31人を退避させたと明らかにした。院内になお残っている患者や職員も退避させるとしている。 シファ病院の院長は、イスラエル軍に退避を命令されたと主張。18日には数百人が病院から避難したという。そうした事態を受け、WHOは同日、病院を緊急視察した。現場にいたAFP記者は、患者や負傷者、避難民が徒歩で臨海地区に向かうのを確認した。イスラエル側は、命じた事実はないとしている。 パレスチナ自治区の病院事業を統括するムハンマド・ザクト(Mohammed Zaqut)
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